本サイトはKDDIクラウドプラットフォームサービスVer.2のサイトです。
KDDIクラウドプラットフォームサービスVer.1をご利用のお客さまは一部異なる仕様があります。独自の仕様等については、こちらをご参照ください。ご利用のバージョン確認方法はこちらをご参照ください。
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Windows仮想サーバを起動すると、OSを読み込む前にブルースクリーンになる
【質問】
KVMホストサーバ上のWindows仮想サーバを起動すると、OSを読み込む前にブルースクリーンになるようになった。
Admin Consoleからの停止、起動を行っても改善しない。
よくある質問の「Windows仮想サーバを起動すると、OSを読み込む前にブルースクリーンになる」の内容に
「WindowsのOSの仕様により、ハードウエア収容が一定でないクラウド環境で発生する場合がございます。
Admin Consoleより何度か停止と起動をお試しいただいても事象が改善しない場合は故障窓口(KDDIクラウド運用担当)までお問い合わせください。」と記載がある。
【回答】
ブルースクリーン発生はWindows Server OSの不正コピー防止機構の動作仕様により、Windows起動時のハードウエアの初期認識に失敗した事に起因する事象である可能性がございます。
この事象に該当する場合、仮想基盤側の問題では無くWindowsの仕様の問題であり、かつ、不正コピー防止機構についてはMicrosoft社の機密となるため、対処策がありません。
復旧方法に関しましては、以下対処方法をご確認ください。
この仕様に対するワークアラウンドとして別ホストに一度移すことで再度初期認識を行うことができ初期認識が成功することにより、Windows仮想サーバが起動可能になる事例がございます。
●対処方法
①Admin Consoleより停止・起動を実施されていない場合は、一度お客さまにてお試しください。
②上記①にて復旧しない場合、以下情報を確認の上、故障窓口までお問い合わせください。
・KCPS契約番号:
・仮想サーバ名:
・発生日時 :
・発生事象 :
・エラー画面 :(画面ショットを取得ください。)
・参照したナレッジ情報:
・切り分け結果:
●参考情報
故障窓口へ連絡いただいた以降の流れは以下の通りです。
1.弊社にて別ホスト(待機系)へライブマイグレーション技術にて収容物理サーバの変更を行います。
その際最大15秒程度の通信断が発生致します。
2.別ホスト(待機系)にて対象仮想サーバの停止・起動を実施致します。
3.停止・起動後、現用系ホストへライブマイグレーション技術にて収容物理サーバの変更を行います。
その際最大15秒程度の通信断が発生致します。
4.作業目安として1時間程度を想定しております。
(注意事項)
・作業実施中のお客さまでのAdmin Consoleでの操作をお控えください。
・コンソール接続などをされている場合は、閉じてください。
・対象仮想サーバにISOファイルがアタッチされている場合はマイグレーションが行えませんので、デタッチいただくようお願い致します。
・ブルースクリーンのエラーコードにより、上記対応でも復旧しない場合もございます。
・弊社基盤側の正常性確認にて異常がない場合、ゲストOSはお客さま運用範囲となりますので、
お客さまでの対処検討をお願い致します。(MSのエラーコード別の対処方法やバックアップ、スナップショットからのリストアなど)