本サイトはKDDIクラウドプラットフォームサービスVer.2のサイトです。
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Windows Server OSの再起動後、NICに意図せぬIPアドレスが付与されるようになった
【質問】
Windows Server OSの再起動後、仮想サーバ作成時に指定したIPアドレス以外の意図せぬIPアドレスが付与されるようになった。
【回答】
Windows Server OS起動時における、DHCP Clientサービスの挙動による問題の可能性がございます。
以下対処方法をご確認ください。
●対処方法
①Windows ファイアウォールなどのパーソナルファイアウォールにて、DHCPの通信を許可してください。
②DHCP Clientサービスのステータスを確認してください。
・DHCP Clientサービスが起動していない場合
→手動で起動してください。
・DHCP Clientサービスが起動している場合
→DHCP Client サービスの停止/起動をお試しください。
DHCP Clientサービスの再起動を行うことでDHCPによる自動IPアドレス付与を設定されているNICについてはIPアドレスが再取得されます。
③意図通りのIPアドレスが付与される事をご確認ください。
④上記に対応で復旧できない場合は、NIC(ネットワークアダプタ)無効化/有効化もお試しください。
⑤NICの無効化/有効化でも復旧できない場合は、故障窓口へお問い合わせください。
●参考情報
OS上のNICのIPアドレス設定は、一般的なサーバと異なり、基本的に(※)DHCPのご利用を推奨しております。
これはKDDIクラウドプラットフォームサービスの仮想システムの仕様です。
お客さまにてIPアドレスを指定して仮想サーバを作成して起動した場合、ゲストOSからDHCPサーバへIPアドレスの取得要求を出します。
その後、DHCPサーバからゲストOSへ仮想サーバ作成時に指定した通りのIPアドレスを割り当てます。
このDHCPによる割り当てはリリース期間を150年としており、仮想サーバの停止/起動により異なるIPアドレスを振る事は実質ございません。
※Virtual IP/セカンダリIPを持たせるための固定化や、AD/DSサーバとしてご利用される際にIP固定化が必要な場合は除きます。
ただし、パブリックフロントセグメント、モニタリングセグメントについてはOS内部でIPを固定化しないでください。
仮想サーバの通信に不具合が起こる場合がございます。