KDDIクラウドプラットフォームサービス ナレッジサイト

本サイトはKDDIクラウドプラットフォームサービスVer.2のサイトです。
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仮想サーバ稼働中にディスクのスナップショットを取得した後、2回目以降の同一操作においてスナップショット完了に時間がかかる

【質問】


仮想サーバ稼働中にディスクのスナップショットを取得した後、2回目以降の同一操作においてスナップショット完了に時間がかかります。

 

【回答】


KVMの仮想サーバをご利用のお客さまで発生する現象です。
これは不具合ではなくKVMの仕様です。

 

●参考情報
稼働中の仮想サーバにアタッチされたディスクに対してスナップショットを取得すると、対象ディスクに関する静止点などの様々な情報がストレージ上の実体ファイルに付加され、
バックアップディスクに保存するべきスナップショットの実体ファイルサイズが元のディスクサイズの約2倍になります(※)。

(※)ディスクの課金はアタッチしているディスクの容量で課金されるため、この実体ファイルサイズの
肥大によってお客さまへの請求金額に影響を与える事はございません。

バックアップディスクに対し、スナップショット実体ファイルの保存が完了して「スナップショット取得完了」となるため、2回目以降のスナップショット取得完了までの所要時間は、初回の取得時間と比較して約2倍となります。
なお、同一仮想サーバにアタッチされた複数のディスクに対し同時にスナップショットの取得を行うこと、並びに同一のディスクに対し同時に複数のスナップショット処理を行わせる事が仕様上できません。
例えば、前回のスナップショットが取得完了となる前(A)に、次のスナップショットを行う(B)と、Bのスナップショットは取得に失敗します。
この時、Bの分の課金は発生しません。また、スナップショット中のAの処理を中断させてしまう事はありません。

KVMにおける定期スナップショットは、この実体サイズ肥大化、および取得時の仕様動作をご考慮いただいた上で、失敗が発生しないよう取得間隔および実行時間を設定いただきますようお願い致します。

 

2024/03/28 2024/03/28