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【Ver1】Premium 仮想サーバ作成

物理サーバごとに仮想サーバを作成します。

OSの種別により、利用可能なCPUおよびメモリーに上限があります。インスタンス作成前にガイドブックをご確認ください。

KCPSではWindows Serverの「Hyper-Threading(HT)」機能はご利用いただけません。仮想サーバ上で「Hyper-Threading(HT)」の設定をしないようお願いします。

1.ポータルトップ画面から、Premiumタイプの仮想サーバを作成したい物理サーバの「インスタンス作成」をクリックします。
image189

 

2.インスタンス作成のポップアップ画面が表示されます。

V2

選択・入力事項 KCPS ver1

名称   備考
利用者名 ログインしている利用者名を表示します。 表示のみ
ゾーン Premiumサーバ追加時に選択したゾーンが表示されます。 変更不可
物理サーバ Premiumサーバ追加時にシステムが確保したハードウエア名称が表示されます。 変更不可
インスタンス名 作成するインスタンスの管理名を入力します。
入力したインスタンス名には、先頭に「p-」が、最後に「-契約番号」が付与されます。
例えば、abcdefgと入力すると、作成後のインスタンス名は、「p-abcdefg-MXXXXXXXX」となります。
一度、設定したインスタンス名は変更できません。
請求書の明細備考欄に、インスタンス名の先頭p-から始まる22文字までが記載されます。
入力できる文字数は、半角20文字以内。使える文字は、アルファベッド大文字/小文字、数字、“-(ハイフン)”。
Hypervisor Premiumサーバ追加時に選択したHypervisor種別が表示されています。 変更不可
CPU 1、2、4、6、8、10のいずれかが選択できます。
それぞれのOS仕様により、認識可能なCPU数は異なります。
 
メモリー 1、2、4、6、8、10、12,14,16,20、24、32、46のいずれかが選択できます。
それぞれのOS仕様により、認識可能なメモリー数は異なります。
 
テンプレート 仮想サーバで利用するテンプレートを選択します。
テンプレートには、KDDIが用意するOSやアプリケーションがインストール済のオフィシャルテンプレートとユーザーが作成するマイテンプレート、マイISOを選択できます。
持ち込みOSを利用する場合、事前にマイISOの作成が必要です。
マイISOの詳細については、「ISO」をご覧ください。
テンプレート名称にSEPがあるものは、ウイルスチェックOP付きとなります。
KCPS ver1において、KDDI提供のRedhatEnterpriseLinuxでウイルスチェック(SymantecEndpointProtection)をご利用の場合は、初回に以下の作業を実施してください。

OSの種別により、利用可能なCPUおよびメモリーに上限があります。インスタンス作成前にガイドブックをご確認ください。

追加ディスク 【オフィシャルテンプレート・マイテンプレート利用の場合】
OS起動ドライブ(容量固定)以外にディスクを追加することができます。
システムストレージ(S)またはデータストレージ(D)から選択します。
システムストレージ:OSシステム領域やデータベースなどに最適なストレージ
データストレージ:データファイルの保存に最適なストレージ
追加が必要な容量は、10GB単位で、10GB~2TBの間で設定できます。
※追加ディスクが2TBでは足りない場合、さらにディスクを追加することができます。詳細は「ディスク」をご覧ください。
【持ち込みOS(マイISO)利用の場合】
テンプレートでマイISOを選択した場合、OS起動ドライブについてもここで設定します。
システムストレージ(S)※を選択します。
※ポータルでは”ROOT_STORAGE”と表示されます。
10GB単位で、10GB~2TBの間で設定できます。
(注)システムストレージもデータストレージもストレージ画面ではDATADISKとして表示されます。
※OS起動ドライブ以外にディスクを追加する場合、詳細は「ディスク」をご覧ください。
任意
ネットワーク
(デフォルト)
デフォルトネットワークを設定します。
以下のネットワークから、使用するネットワークを選択します。
PublicFrontSegment
(インターネット接続)
IntraFrontSegment
(KDDI Wide Virtual Switch接続、異サイト間の通信に利用可能)
BackSegment
(同一サイトの仮想サーバ間のネットワーク)
 
IPアドレス IPアドレスは、入力しなければ、自動的に割り振られます。
IntraFrontSegment/BackSegmentの場合、お申し込み時に指定したアドレス空間の範囲でIPアドレスを設定することもできます。
IntraFrontSegmentのL3SWに割り当てたIPアドレスやほかの仮想サーバへ割り当てたIPアドレスは利用できません。
設定したIPアドレスは、ゲストOSから変更しないでください。
一部割り当てができないIPアドレスがあります。
IPアドレスの割り当てルール
内部システムで利用しているIPアドレスと重複する可能性がございますので、下記アドレスの持込みは禁止させていただきます。
※下記IPアドレスを指定しての仮想サーバ作成は禁止させていただきます。
10.190.0.0/24
10.190.4.0/23
10.191.0.0/25
10.191.1.0/24
10.193.2.0/23
10.194.2.0/23
10.193.18.0/23
ネットワーク
(追加)
(追加2)
デフォルトネットワーク以外にもネットワークが必要な場合に設定します。最大2つまで増設可能です。
デフォルトネットワークと同じく、使用するネットワークを選択します。
任意
IPアドレス
(追加)
(追加2)
上記追加ネットワークで使用するIPアドレスを設定します。 任意

OSの種別により、利用可能なCPUおよびメモリーに上限があります。インスタンス作成前にガイドブックをご確認ください。

KCPSではWindows Serverの「Hyper-Threading(HT)」機能はご利用いただけません。仮想サーバ上で「Hyper-Threading(HT)」の設定をしないようお願いします。

 

KCPS ver1において、KDDI提供のRedhatEnterpriseLinuxでウイルスチェック(SymantecEndpointProtection)をご利用の場合は、初回に以下の作業を実施してください。

 

3.設定必要な値を入力して、「作成ボタン」をクリックします。

 

4.「OK」をクリックします。

仮想サーバは、デフォルトでは、DHCPにより各NICに対し次表の通りIPアドレスが設定されます。

仮想サーバに設定されるIPアドレス一覧表 【KCPS ver1】

NICを接続するNetwork PublicFrontSegment IntraFrontSegment BackSegment DMZSegment MonitoringNetwork
*1
IPアドレスの設定 DHCP
(毎回同じ値を付与)
DHCP
(毎回同じ値を付与)
DHCP
(毎回同じ値を付与)
DHCP
(毎回同じ値を付与)
DHCP
(毎回同じ値を付与)
(1) IP Address
(変更不可) *2
インスタンス作成時に払いされたIPアドレス
(ポータルから確認可能)
インスタンス作成時に払いされたIPアドレス
(ポータルから確認可能)
インスタンス作成時に払いされたIPアドレス
(ポータルから確認可能)
インスタンス作成時に払いされたIPアドレス
(ポータルから確認可能)
インスタンス作成時に払いされたIPアドレス
(ポータルから確認可能)
(2) Subnet Mask 255.255.255.0
(ポータルから確認可能)
255.255.255.0
(ポータルから確認可能)
申込書のサブネットマスク
(ポータルから確認可能)
255.255.255.0
(ポータルから確認可能)
255.255.255.224
(ポータルから確認可能)
(3) Gateway IP インスタンス作成時、
デフォルトNICに
PublicFrontSegmentを指定した場合
10.1.1.1
インスタンス作成時、
デフォルトNICに
IntraFrontSegmentを
指定した場合
申込書で指定したIntraFrontSegmentのL3SWのVIP
インスタンス作成時、
デフォルトNICに
BackSegmentを
指定した場合
BackSegmentの最初のアドレス
インスタンス作成時、
デフォルトNICに
DMZSegmentを
指定した場合
申込書で指定したDMZSegmentの最後のアドレス
(4) DNS Server KDDI提供のDNS(106.187.226.171)が登録されます。
※KDDI提供のDNSはサポート対象外となります。お客さまがご利用のDNSサーバのIPアドレスに適宜、変更願います。
(5) Host Name インスタンス名 インスタンス名 インスタンス名 インスタンス名 インスタンス名
(6) Domain Name cs1cloud.internal

*1 Monitoring Networkは OSおよびウイルスパターンのダウンロード、監視オプションご利用時の監視用途に用いるネットワークです
*2 Admin Consoleにて、仮想サーバとIPアドレスのひも付けを管理しているため、DHCPから固定IPに変更する際には、Admin Consoleが仮想サーバに割り当ているIPアドレス以外に変更しないでください

※ WVS経由でお客さまオフィスのサーバやパソコンからKCPS上の仮想サーバへ通信するためには、仮想サーバに、お客さまオフィスからの通信については、L3SWのVIPへ返信するよう、スタティックルートを設定してください。

 

IPアドレス以外の各種設定(LinuxのiptablesやWindowsファイアウォールなど)については、ガイドブックをご確認ください。

 

5.仮想サーバの起動後、サーバにログインするために必ず初期パスワード発行処理を行う必要があります。以下の手順を実行してください。

初期パスワード発行についてはこちら
※インスタンス作成できない場合は、故障窓口までご連絡ください。
windowsOSにてデフォルトNICのIPを固定IPに設定した場合、パスワード発行操作が無効となりますので本操作を行う場合は、IPをDHCP払出しとする必要がございます。

【Ver1】Premium 仮想サーバ作成

2024/03/28 2024/03/28