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【Ver1】スナップショットからの仮想サーバのコピー

同じ設定のサーバを複数台同時に作る場合、スナップショットおよびテンプレートの機能により、簡単に仮想サーバのコピーを作成することができます。
【スナップショット(手動)の実行前に】

KCPS ver1
  • あらかじめコピーを作成する仮想サーバを停止してください。
  • ※RHEL6系/CentOS6系のOSの場合、udevでのネットワーク設定管理が有効のため、OS上の「/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules」に保存されているNIC情報を削除してから実施してください。

1.仮想サーバ一覧から、コピーを作成する仮想サーバをクリックします。

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2.仮想サーバの詳細が表示されるので、「表示-ボリューム」をクリックします。

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3.ボリューム一覧画面が表示されるので、テンプレートを作成するルートディスクをクリックします。
追加ディスクは、スナップショットをとり、スナップショットからディスクのコピーを作成します。(項番11以降で操作方法を説明します)

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4.ボリューム詳細画面が表示されるので、「テンプレートの作成」をクリックします。

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5.テンプレートの以下の値を入力して、「OK」をクリックします。

【KCPS ver1の場合】

選択・入力事項 KCPS ver1

名称 説明 備考
名前 テンプレートの表示名を設定します。 必須
半角20文字以内。
使える文字は、アルファベッド大文字/小文字、数字、“-(ハイフン)”。
説明 テンプレートについての説明文を設定します。 必須
半角20文字以内。
使える文字は、アルファベッド大文字/小文字、数字、“-(ハイフン)”。
OSの種類 OSの種類をプルダウンから選択します。
仮想サーバで利用しているOSを必ず選択してください。(バージョンは一番近いものを選択します。)
ただし、KDDI提供のWindowsOSテンプレートから作成した仮想サーバをご利用の場合、以下の通り設定してください。

 Premium(VMware)
一番近いOSバージョンを選択してください。
例:テンプレートがWindows Server2008SP2(64bit)の場合 → windows Server 2008 R(64bit)を選択
 
パスワード
管理有効
チェックしない場合、仮想サーバのパスワードが引き継がれます。
チェックを入れた場合、仮想サーバのパスワードは引き継がれません。テンプレートから仮想サーバを作成したのち、パスワードをAdmin Consoleにて設定する必要があります。
下記留意事項参照(※)
おすすめ チェックを入れた場合、テンプレート一覧からテンプレートを検索する際に、フィルタでおすすめのみを表示させることができます。 選択
動的にサイズ設定する チェックしない場合、仮想サーバを起動した状態でのCPU、メモリーのサイズ変更はできません。
【32bit OS】サービス変更前に仮想サーバを停止する事でサイズ変更が可能となります。
【64bit OS】仮想サーバ起動中にCPU、メモリーのサイズ変更が可能です(以下制約有)

  • メモリーは元のメモリーの16倍が最大となります。
  • Linuxは1GB~3GB、4~58GBの間でのみ変更可能です。
  • WindowsOSでは、仮想サーバを再起動するまでタスクマネージャーの表示は更新されません。

注意:vThunderおよび、テンプレート化時に「Other Linux」を選択したテンプレートから作成した仮想サーバでは、オンラインサービス変更はできません。※サービス変更を行う場合、仮想サーバの「停止」が必要となります。

選択

 

※パスワード管理有効機能利用時の留意事項

(1)KDDI提供の”Windows”テンプレートからマイテンプレートを作成する場合:
パスワード管理スクリプトがインストール済です。
「パスワード管理有効」を「No」にすると、仮想サーバの起動に失敗する事象(※)が発生します。
Linuxテンプレートでは、当該スクリプトはインストール済ですが同事象は発生しません。
(※)仮想サーバから標準FW/LBまたは、DHCPサーバへパスワード要求が数秒間隔で発生します。発生時間は30分間です。

(2)マイテンプレートを新規にお客さま持込みOSで作成する場合(Linux、Windows):Admin Consoleからのパスワードリセットはご利用できません。

 

6.マイテンプレートに、作成したテンプレートが表示されます。マイテンプレートの詳細については、「テンプレート」をご覧ください。

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7.ポータルトップ画面に戻り(1)、インスタンスの追加を選択します。(2)
KCPS ver2では、サイトバックアップ機能にて、異なるゾーンにテンプレートを作成することができます。

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8.インスタンス作成のポップアップ画面が表示されます。先ほど作成したマイテンプレートを選択して、インスタンスを作成します。

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9.仮想サーバにディスクを追加していた場合、追加ディスクのコピーを作成します。インスタンス管理画面を押し、コピーする仮想サーバを選択します。

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10.仮想サーバの詳細が表示されるので、「表示-ボリューム」をクリックします。

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11.コピーを作成する追加ディスクをクリックします。

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12.「スナップショットの作成」をクリックします。

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13.「はい」をクリックします。

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14.ボリューム詳細画面に戻るので、「表示-スナップショット」をクリックします。

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15.スナップショットの作成が完了したら、対象のスナップショットをクリックします。

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16.「ボリュームの作成」をクリックします。

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17.名前を入力し、OKを押します。
※半角20文字以内。使える文字は、アルファベッド大文字/小文字、数字、“-(ハイフン)”。

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18.ストレージ一覧に表示された、作成したボリュームを選択します。

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19.「ディスクのアタッチ」を選択します。

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20.マイテンプレートから作成した仮想サーバにアタッチします。

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ご注意:ISOのアタッチ(1回目)が失敗し、以下の表示が出た場合、もう一度アタッチ操作を実施してください

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21.続けて、仮想サーバにリモート接続か、コンソール接続をした状態で、仮想サーバにディスクをマウントします。

をご覧ください。

 

なお、下記の操作を行うとSIDの重複が発生します。
(1)標準テンプレートからインスタンス作成
(2)Windows Update実施
(3)スナップショット取得
(4)マイテンプレートを作成
(5)マイテンプレートから、複数インスタンスを起動して利用
※SysPrepを実行することで、SIDの重複を避けることが可能です。

【Ver1】スナップショットからの仮想サーバのコピー

2024/09/15 2024/09/15