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お客さまに実施して頂くこと
本サービスご利用に当たり、お客さま側にて設定して頂く事項は以下になります。
KCPS
【申込時に必要な情報】
- ご利用になるネットワークに応じたアドレス情報の記載
- Admin ConsoleIDの記載
小文字の半角英数(大文字と記号は不可)3文字以上10文字以内 となっております。
ご利用不可:『.』ドット、[admin][system]の文字列
※○○systemなどはご利用いただいて問題ございません。 - お客さま情報の記載
【作業前に必要な環境】
Admin Consoleをご利用いただくために、事前に下記のご準備が必要となります。
- インターネット環境
- インターネットがご利用できる環境(回線、プロバイダ契約)が必要となります。
- インターネットブラウザソフト
- 操作マニュアルの「対応ブラウザ」をご参照ください。
- 「クラウドプラットフォームサービス開通案内」
- 開通時に送付される「KDDI クラウドプラットフォームサービス開通案内」をご用意ください。Admin Consoleにログインするために必要な情報が記載されています。
※Admin Consoleログインに関する手順は「Admin Consoleマニュアル」をご参照ください。
- 仮想サーバの操作を行うために、必要となる通信プロトコルの疎通確保を実施していただきます。ご利用となるゲストOS種類によって異なります。
- 下表は設定/管理のために必要な設定となります。
- その他、仮想サーバ上のアプリケーションサーバのご利用に必要な通信プロトコルの疎通確保を実施いただく必要がございます。
Windows
使用プロトコル | 送信元 | 送信先 | アクション | 内容 |
---|---|---|---|---|
RDP (3389/TCP) |
お客さま管理用パソコン | KDDI 仮想サーバ | 仮想サーバ(ゲストOS)設定時 | リモートデスクトップ接続 |
RHEL/CentOS
使用プロトコル | 送信元 | 送信先 | アクション | 内容 |
---|---|---|---|---|
SSH (22/TCP) |
お客さま管理用パソコン | KDDI 仮想サーバ | 仮想サーバ(ゲストOS)設定時 | SSH接続 |
【サービス開通後(利用開始後)】
- リモートデスクトップによる接続
- サービス作成後、リモートデスクトップで仮想サーバへ接続し、各種設定/セットアップを行っていただきます。
- リモートデスクトップ接続方法につきましては、別途「Admin Consoleマニュアル」をご確認ください。
File server
【申込後に実施して頂く事項】
-
- 通信経路の確保
- お客さま環境~WVS/WVS2網~KCPSの間で、サービス利用に必要となる通信プロトコルの疎通確保を実施して頂きます。詳細は次項を参照願います。
- お客さまDNSに設定追加①
- Aレコードの追加:申込時に指定していただいたファイルサーバIPアドレスとサーバ名を設定します。
- DNSクエリー要求のフィルタ設定:DNS要求可能なホストをフィルター設定している場合、KDDIファイルサーバ(AD)からのDNS要求が可能とするようフィルタ設定の除外設定をして頂きます。
【開通案内受領後に実施して頂く事項】
- お客さまDNSに設定追加②
- 条件付フォワーダ設定:開通案内に記載された情報で条件付フォワーダ設定を登録します。登録情報の詳細は、フォワード対象ドメインに「開通案内のKDDIドメイン名」、フォワード先に「開通案内の接続IPアドレス」となります。
- お客さま環境からRDP接続
- リモートデスクトップ(RDP)接続:お客さま端末から開通通知のアカウント情報でファイルサーバーにリモートデスクトップ接続をして頂きます。初期パスワードでの接続となりますので、接続後パスワード変更が必須となります。変更後のパスワードはお客さまにて管理をお願いします。
- 信頼関係接続
- 信頼関係接続:リモートデスクトップ後、デスクトップに展開されている「信頼関係接続ツール」で、お客さまドメインとKCPSファイルサーバーのドメインを信頼関係接続する作業を実施して頂きます。手順はマニュアルを参照してください。
- 監視設定の有効化
- My KDDI Bizの申込完了案内のログイン情報から、KCPSアドミンコンソールにログインして頂き、「KCPS Managed」タブをクリック後、表示される対象ファイルサーバーの監視ステータスを「Working」に変更してください。
【運用時に実施して頂く事項】
- 利用設定
- アクセス権設定:ファイルサーバー内に作成したフォルダ・ファイルのアクセス権はお客さまにて自由に設定が可能です。設定はエクスプローラから実施できます。
クォータ設定:フォルダ毎に容量制限をかけることがFSRMからできます。FSRMはファイルサーバーにRDP接続後、デスクトップに展開されている「ファイルサーバーリソースマネージャ」で実施できます。
- アクセス権設定:ファイルサーバー内に作成したフォルダ・ファイルのアクセス権はお客さまにて自由に設定が可能です。設定はエクスプローラから実施できます。
※各作業については、KDDIから提供するマニュアルに沿って実施して頂きます。