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仕様【Flexible】
バージョン/サイト/ゾーンについて
本サービスで提供しているバージョン・ゾーンについては、お客さまのご契約のタイミングで以下となります。
バージョン・ゾーンごとに提供可能なサーバー台数に上限があります。
Premium新規販売停止に伴うPremiumからFlexibleへのマイグレーション用リソースとしての位置づけのため、ご利用のバージョン・ゾーンの提供サーバー数が上限に達した場合、完売となります。
バージョン |
サイト | 申込受付時期 | 基本メニュー | イントラ接続 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
東日本 | 西日本 | Flexible | KDDI WVS |
KDDI WVS2 |
||
ゾーン*1*2 | VMware | |||||
KCPS Ver.1 |
Tokyo01 | Osaka01 |
左記ゾーンにおいて既存開通済みユーザーのみ利用可能。新規申込の受付はしておりません。 |
◯ | ◯ |
◯*3 |
jp-east02 jp-east03 |
jp-west02 |
*1 Admin Consoleでの表記
*2 Premium販売済みの対象ゾーンに対し、順次リリースします。
*3 WVS2との接続は、WVS経由で可能となります。
サービス提供範囲
- 本サービスでは、仮想化基盤およびネットワーク(センター側※)とのバックボーン接続までをご提供致します。
ご利用拠点からの接続には、インターネット回線もしくは KDDIWVSの各種アクセスメニュー/オプションメニューのご契約が必要です。
※KCPSとKDDI WVSの接続点となります。 - 契約範囲および構築、運用範囲は以下の通りです。
- 【Ver1】構築・運用オプションをご利用いただくことにより、お客さまの一部運用作業をKDDIが請け負うことも可能です。
レイヤ | 契約 | 構築 | 運用 | オプション |
---|---|---|---|---|
アプリケーション | お客さま | ウイルスチェック etc | ||
仮想サーバー/OS | OSオプションの契約範囲 | お客さま ※Admin Consoleによる操作 |
お客さま | 構築・運用 ストレージ etc |
仮想化基盤 | 基本メニューの契約範囲 | KDDI ※ファイアウォール/ロードバランサーはお客さまがAdmin Consoleにて設定 |
KDDI ※基本監視範囲 |
ー |
物理ハードウエア | ||||
ネットワーク (ファイアウォール/ロードバランサー) |
拡張ファイアウォール 拡張ロードバランサー etc |
|||
ネットワーク(センター側) | ― | |||
ネットワーク(アクセス側) | 別途契約が必要 | |||
ご利用端末 | お客さまご用意 |
システム構成
物理構成
- 仮想サーバ単位で提供します。Flexibleの仮想サーバー作成時にご希望のリソースをご選択ください。
- 標準で100GBまでの専用システムストレージが割り当てられます。
冗長構成
- 物理設備は冗長構成となっており、HW(ハードウエア)と仮想化基盤の障害時は、待機系サーバーに自動で切り替わります 。
※通常数分で切り替わりが完了する想定ですが、15分~30分かかる場合がございます。 - 仮想化基盤が検知可能な仮想サーバーの障害時は、自動で再起動します。同一HW上で再起動不可の場合は、待機系サーバーで起動します。OSおよびアプリケーションの障害の場合は、再起動および待機系サーバーへの切り替わりは発生しません。
- VMwareのDRS機能を用いて、稼動系サーバーN台からなるクラスタを構成しています。稼動系サーバーの障害時は、クラスタを構成するほかの稼働系サーバーへ、障害が発生したサーバー上の仮想サーバーが自動的にフェールオーバします。
- フェイルオーバした後に仮想サーバー(インスタンス)の再起動を依頼させていただく場合がございます。 なお、故障状況によってはさらにお時間がかかる可能性もございます。
- 障害復旧後に稼動系サーバーへ切戻す際には、ライブマイグレーション機能を利用してサービス影響なく実施致します。
Flexible(仮想化基盤:VMware)におけるリソース割り当て方法
- 利用したい仮想サーバーに必要なリソースを割り当ててることが可能です。
- vCPU数とメモリーサイズ
- vCPUとメモリーは定められた範囲のあいだで自由に組み合わせできます。
- 稼働している仮想サーバーのメニュー変更ができます。vCPUとメモリーサイズの組み合わせを変更する場合は、以下の制約があります。
- 仮想サーバー作成後のメニュー変更についてはこちらをご確認ください。
32bitOS 64bitOS LinuxOS small1 LinuxOS small1以外 仮想サーバーを停止した後、変更してください 仮想サーバー起動中もサイズアップは可能です
ただし、WindowsOSでは、再起動するまでタスクマネージャの
表示は変更されません- 認識可能な、vCPU数、メモリーサイズはOS種別によって異なります。
- 「提供可能テンプレート一覧【KCPS ver1】」をご参照ください。
- ボリュームサイズ
- OS起動ボリューム(ルート/Cドライブ)の容量
- KDDIの提供可能OSテンプレートの場合100GBとなります。
- 拡張LBやマイテンプレートはそのテンプレートで指定した容量(切上げ)となります。
- OS起動ボリューム以外のボリューム
- 10GB単位で最大2TBまで割り当てることができます。
- OS起動ボリューム(ルート/Cドライブ)の容量
- 1仮想サーバーに最大13ボリューム(OS起動ボリューム除く)を割り当て可能です。
- ボリュームの接続(アタッチ)はインスタンス起動中でも動的に可能です。ボリュームの取り外し(デタッチ)はサーバー停止の上での実施を推奨します。
※一度割当てたボリュームの容量拡張はできますが、縮小はできません。 - OS上で認識されるボリュームの順番は、Admin Consoleで仮想サーバーにボリュームを接続した順番となります。
【利用OSごとの割り当て可能リソース数】
ゲストOS | ストレージ種別 | ||
---|---|---|---|
システムストレージ | データストレージ | ||
OS起動ボリューム | OS起動ボリューム以外 | ||
Windows Server | 100GB | 10GB単位で 1ボリューム 最大2TB |
10GB単位で 1ボリューム 最大2TB |
RedHat Enterprise Linux | |||
Cent OS |
エクストラアベイラビリティ
- Admin ConsoleでFlexibleの仮想サーバーを作成する際、サーバーが収容されるストレージシステムの分散収容グループ(2グループのいずれか)を指定することができます。
- 分散収容グループの指定は、Flexibleの仮想サーバー作成時のみ可能です。
- 仮想サーバー作成後にエクストラアベイラビリティを「適用なしから適用あり」、または「適用ありから適用なし」への変更や、分散収容グループを変更することはできません。
- 異なる分散収容グループに属する仮想サーバー上にアプリケーションを冗長配置することで、ストレージシステムの2重障害時もサービス影響を受けないシステムを構築することができます。
- 追加ストレージ(システム/データストレージ)も分散収容対象になります。
- Group1でアタッチしていた追加ストレージ(システム/データストレージ)をデタッチ後、Group2にアタッチした場合、マイグレーションしGroup2でアタッチします。
- 無償でご提供します。
- エクストラアベイラビリティを適用して分散収容する場合、分散対象の仮想サーバーが別々のグループに作成されている必要があります。
- 仮想サーバー作成時に以下のいずれかに該当する場合、仮想サーバーの作成はエラーとなります。
- 指定したゾーンがFlexible提供ゾーンで提供していない場合
- 指定したCPU/メモリーの仮想サーバーを作成可能なリソースが完売の場合
- 仮想サーバー作成時のエラーの画面についてはこちらをご確認ください。