KDDIクラウドプラットフォームサービス ナレッジサイト

本サイトはKDDIクラウドプラットフォームサービスVer.2のサイトです。
KDDIクラウドプラットフォームサービスVer.1をご利用のお客さまは一部異なる仕様があります。独自の仕様等については、こちらをご参照ください。ご利用のバージョン確認方法はこちらをご参照ください。

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Windows ServerのOS再起動後、ZABBIXエージェントが自動的に起動しなくなった

【質問】


OS再起動時、Windows ServerのZABBIXエージェントが自動的に起動しなくなりました。

 

【回答】


ゲストOS内のNIC設定にて、モニタリングセグメントのIPアドレスをDHCPサーバから付与されたIPアドレスと同一のIPアドレスで固定化した後、
ゲストOS再起動、もしくは仮想サーバの停止・起動を行なうと発生します。

モニタリングセグメント向けのアクティブルートが、IPアドレスの固定化および再起動で消える事により、弊社ZABBIXサーバと通信(お客さま仮想サーバからモニタリングセグメント方向への「送信」)が
できなくなる事により、ZABBIXエージェントコンフィグに失敗します。

 

●対処方法
モニタリングセグメントのNICについては、IPアドレスを「自動取得」に設定するようお願い致します。
一度固定化してしまった場合には、再度「自動取得」に変更した後、OSを再起動する事で事象が改善します。
<注意事項>
モニタリングセグメントのNICをOS内で「DHCPサーバから付与された以外のIPアドレス」に変更した場合、監視サービスの提供ができなくなりますのでご留意ください。

これは、弊社ZABBIXがお客さま仮想サーバの監視対象IPアドレスを「仮想サーバ作成時にDHCPサーバが付与したIPアドレス」で管理しておりますが、
仮想サーバ作成後にOS内で変更された内容は、弊社ZABBIXサーバへ連携することができないためです。
運用オプションの監視サービスをご利用のお客さまにおかれましては、モニタリングセグメントのNIC設定を、仮想サーバ作成時から変更しないようお願い致します。

その他、弊社監視サービスの詳細仕様につきましては下記ガイドブックもご参照ください。

構築運用・オプション

 

●参考情報
本事象は運用オプションの基本メニューおよびアドオンメニューをご契約のお客さまのうち、
監視対象サーバがWindows Server OSとなるお客さまで特定の設定および操作を行うと発生する事象です。

運用オプションの監視サービス提供のために、
Windows Server OSテンプレート内に以下の3点があらかじめインストール、設定されており、
以下の順番で動作し、ZABBIXエージェントが起動します。

(1)ZABBIX用タスクスケジューラ(OS起動時に(2)のバッチを実行)
(2)ZABBIXエージェントコンフィグ生成バッチ/起動バッチ
(3)ZABBIXエージェント(起動バッチによるサービス手動起動)

この時、(2)のコンフィグ生成に失敗すると、(3)のZABBIXエージェントサービスの起動が失敗します。

 


2024/09/15 2024/09/15