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カタログ・タスク機能

概要

この機能はベアメタルサーバーを新規作成時、もしくは作成後のサーバーに対して一部OSのインストールやハードウェアの設定変更を自動で行うことができる機能です。

詳細

 

カタログ・タスク一覧(サーバー新規作成時)

サーバー作成時に実行できるカタログ一覧です。

カタログ名 詳細
ESXi7.0

サーバー作成時にVMware ESXi 7.0をインストールします。
仮想化基盤を構築する場合にESXiのインストールを省略できます。

サーバーに搭載されているディスクのRAID構成を選択できます。
サーバータイプ毎に設定可能なRAID構成が異なります。
詳細はこちらをご確認ください。

Windowsサーバー2019

サーバー作成時にWindows Server 2019 Datacenterをインストールします。
ライセンスは月額のプロバイダライセンスが付属します
※対象のサーバーは i2.Large-24, i2,xLarge-48となります。

サーバーに搭載されているディスクのRAID構成を選択できます。
サーバータイプ毎に設定可能なRAID構成が異なります。
詳細はこちらをご確認ください。

OS無し

サーバー作成完了時にOSをインストールしない状態でご利用頂く場合に使用するカタログです。

サーバーに搭載されているディスクのRAID構成を選択できます。
サーバータイプ毎に設定可能なRAID構成が異なります。
詳細はこちらをご確認ください。

 

 

 

カタログ・タスク一覧(サーバー作成後)

サーバー作成後に実行できるカタログ・タスク一覧です。
カタログの実行には一部を除いてサーバーの状態を「サービス利用中」から「メンテナンス_お客さま」へ変更する必要があります。

カタログ名 詳細
BMCリセット BMCを再起動します。
※ハードウェアチェックツールなど、他のカタログ・タスクを実行していない状況で実行してください。
BootOption変更 (OnBoard)
(初期設定値)
BIOSのBoot OptionをOnboard優先に切り替えます。
Onboardディスクにシステム領域をインストールする場合に使用します。
ブートの順序は Onboardディスク⇒RAIDコントローラ配下のディスク の順になります。
※このカタログはi2.Large-24,i2.xLarge-48のみ利用できます。
※この設定はマザーボード交換時に、初期設定値に戻ります。
※本カタログは設定値について優先順序がございます。初期設定値、およびカタログの優先順序については、実行前に後述のカタログ優先順序表を必ずご参照ください。
BootOption変更 (RAID) BIOSのBoot OptionをRAIDコントローラ配下のディスク優先に切り替えます。
RAID配下のディスクへシステム領域をインストールする場合に使用します。
ブートの順序は RAIDコントローラ配下のディスク⇒Onboardディスク の順になります。
※このカタログはi2.Large-24,i2.xLarge-48のみ利用できます。
※この設定はマザーボード交換時に、初期設定値に戻ります。
※本カタログは設定値について優先順序がございます。初期設定値、およびカタログの優先順序については、実行前に後述のカタログ優先順序表を必ずご参照ください。
CPUターボブーストON

BIOSのSpeedStep設定およびTurboModeを有効に変更します。
変更対象のベアメタルサーバーが保持している合計CPUの範囲で、稼働コアのCPUの動作周波数をあげる(クロックアップさせる)ことができます。
マルチスレッドに対応していないソフトウェアなど、パフォーマンス向上が見込める場合がございますが、本カタログはパフォーマンスの向上を保証するものではありません。例えば複数のプログラムを実行時に、先に実行したプログラムがコアとクロックを優先利用し、後から実行したプログラムがコア性能を得られなくなるケースなどがございます。
本設定を反映してもCPUのThermal Design Power(熱設計電力)に変更はありません。

パフォーマンスの向上が見込めない場合は、CPUターボブーストOFFのカタログで無効化ください。
※このカタログはi2.Medium-24,i2.Large-24,i2.xLarge-48,i3.Small-8のみ利用できます。
※この設定はマザーボード交換時に、初期設定値に戻ります。

※本カタログは設定値について優先順序がございます。初期設定値、およびカタログの優先順序については、実行前に後述のカタログ優先順序表を必ずご参照ください。

CPUターボブーストOFF
(初期設定値)

BIOSのSpeedStep設定およびTurboModeを無効に変更します。
CPUターボブーストONにしたのちにパフォーマンスの向上が見込めない場合は、CPUターボブーストOFFのカタログで無効化ください。複数のプログラムを実行時に、後から実行したプログラムがある場合であってもコア単位の性能は安定的に利用できます。
※このカタログはi2.Medium-24,i2.Large-24,i2.xLarge-48,i3.Small-8のみ利用できます。
※この設定はマザーボード交換時に、初期設定値に戻ります。
※本カタログは設定値について優先順序がございます。初期設定値、およびカタログの優先順序については、実行前に後述のカタログ優先順序表を必ずご参照ください。

UserBMCパスワード変更 UserBMCへログインする際のパスワードを変更します。
ネイティブVLAN有効化

ネイティブVLANを有効にします。
タグVLANを利用できないシステムを構築する場合などに利用します。

※本カタログを実行すると、再起動時にPXE bootを利用することができます。

ネイティブVLAN無効化
(初期設定値)
ネイティブVLANを無効にします。
ネットワークI/F Shutdown クリア
(初期設定値)
ベアメタルサーバーに接続されている対向スイッチの物理ポートの閉塞を開放します。
ネットワーク障害試験を行うためのカタログです。
ネットワークI/F Shutdown セット ベアメタルサーバーに接続されている対向スイッチの物理ポートを閉塞します。
ネットワーク障害試験を行うためのカタログです。
この機能は障害試験用のカタログです。
「サービス利用中」ステータスでは使用しないでください。
ハードウェアチェック

ご利用中のベアメタルサーバーのハードウェアをチェックします。
ハードウェアの不具合が疑われる場合にご利用ください。
ハードウェアチェックを実行した後は電源がOFFの状態になります。
チェックの完了までに60分程度の時間がかかる場合があります。
また「ネットワークI/F Shutdown セット」のカタログを用いて対向SWポートをShutdownしている場合は、強制的にポート閉塞が解放されます。

サービスVLAN割当て

service1, service2のNWタイプに割り当てるVLANを設定します。

電源On/Off

ホストを電源ONまたは電源強制OFFします。

 

カタログの初期設定値およびカタログ優先順序表について(サーバー作成後)

「BootOption変更 (OnBoard)」、「BootOption変更 (RAID)」、「CPUターボブーストON」、「CPUターボブーストOFF」については設定の優先順序がございます。構築・運用フェーズにおいて有効にしたい設定のカタログを実行ください。最後に実行いただいたカタログの設定値が有効になります。

カタログ名 設定値
BootOption CPUターボブースト
初期値(本項目はいずれのカタログも未実行の状態をさします) OnBoard OFF
BootOption変更 (OnBoard) OnBoard OFF
BootOption変更 (RAID) RAID OFF
CPUターボブーストON OnBoard ON
CPUターボブーストOFF OnBoard OFF 

 

サービス

2024/09/15 2024/09/15