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重要事項説明・SLA

本オプションのご利用にあたっては「重要事項説明」の内容を十分にご理解の上、ご利用ください。
なお、本記載の内容につきましてはお客さまへの事前通知なく変更する場合があります。

重要事項説明

  項目 内容
1 品質 ネットワーク・サーバーなどの計画作業により、一時的に通信が切断されることがございます。
接続を常時保証・確保するサービスではございません。
また、お客さまのサーバーがウイルス感染などの影響を受けサーバーから膨大な通信が発生した場合、または外部からの攻撃対象となった場合など お客さまサーバーの通信において異常を検知した場合、他お客さま向け通信を保護するためならびに設備保全のため、お客さま向けの通信を安全が確認できるまで一時的に停止させていただく場合がございます。
2 品質 本サービスのSLA(サービス品質基準)について、月間稼働率が99.99%未満のとき、該当月のご利用料金の10%に相当する金額を返還いたします。本制度は適用範囲ならびに除外事項(メンテナンス時間や冗長系に切り替わるまでの時間など)がございますので、 詳細については”SLA (サービス品質保証制度)”をご確認ください。
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。
3 品質 本サービスで提供する各サーバー(※)、ストレージ、ネットワークは冗長構成(N:1含む)となっております。
尚、ネットワークやその他設備については複数のお客さまで共有している部分もあり、混雑状況によっては一時的に品質が低下する場合がございます。
※KCPS ベアメタルサーバーでご利用いただけますサーバーはサービスの特性上、冗長構成となっておりません。サーバー冗長化が必要な場合は複数サーバーをご利用いただき、お客さまにて冗長構成を構築ください。
4 品質 本サービスに保存されたお客さまのデータが、滅失し、毀損し、漏洩し、又は本来の利用目的以外に使用されたことにより発生する損害については、KDDIは責任を負いません。
5 ライセンス 当社が提供するライセンス製品について、提供できるパターンに制限がございます。
また、お客さまが持込みする際にも条件など制限がございます。
詳細は以下をご確認ください。
仮想サーバー:”OS・アプリケーションオプション – 一覧
ベアメタルサーバー:”ベアメタルサーバー – 仕様
6 ライセンス 当社から提供するライセンス製品に関して、サポートが必要な場合、別途有償サポートサービスのご契約をいただく事をあらかじめご了承いただくものとします。なお、お客さま持込みのライセンス製品については当社からサポートはできません。
詳細は”OS・アプリケーションオプション – 一覧”をご確認ください。
7 ストレージ

Premium・Value・Flexibleともに1仮想サーバーに割り当てられるボリューム数、1ボリュームあたりの割り当て容量に上限がございます。ただし、ボリュームの追加削除や、1度作成したボリュームのディスク容量を増やすことは可能です。
詳細は”ディスクの拡張”をご確認ください。
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。

8 ストレージ

お客さまにて複数仮想サーバー(インスタンス)をご利用頂いている場合においても、ストレージ設備(RAIDグループ)は同一になる可能性がございます。

ただし、PremiumもしくはFlexibleでは、エクストラアベイラビリティ機能を利用することで、ストレージ設備を分散した構築をすることが可能になります。
詳細は以下をご確認ください。
エクストラアベイラビリティ:
Premium ”仕様 – エクストラアベイラビリティ
Flexible ”仕様【Flexible】- エクストラアベイラビリティ
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。

9 ストレージ Admin Consoleでのスナップショット機能をご利用の場合、データの整合性を確保するために、お客さま自身でサーバーを停止させたうえでのご利用を推奨します。なお、稼働中に利用した場合は、十数分程度OSが停止状態となります。
Ver2において、システム領域を含むボリュームについては、お客さま自身でサーバーを停止させたうえでのご利用を推奨します。スナップショットが完了するまでの間仮想サーバーの起動ができません。
追加ボリュームについては、静止点(ディスクをアンマウントした状態)を確保した上で、サーバー稼働中のご利用も可能です。
詳細は”バックアップ・リストア – 仕様”をご確認ください。
10 ストレージ メインサイトにてスナップショットを利用した場合、取得したデータはバックアップストレージに格納され、遠隔地の別サイトへも保存されます。メインサイトが被災・復旧した際、当社が別サイトからメインサイトへ復元作業を行った後にご利用いただくことが可能です。別サイトに保存されたデータをお客さまがそのままご利用いただく事はできません。
Ver2では、サイトバックアップ機能を利用することで別サイトに保存されたデータについてもお客さまにてご利用いただく事ができます。またスナップショットについてタイムアウト値が設定されております。
詳細は”よくあるご質問 – スナップショットなどの各操作の処理のタイムアウト時間を教えてください”をご確認ください。
スナップショットならびにVer2で提供するサイトバックアップに要する時間は目安であり保証するものではございません。本重要事項に関するご説明書、項番3の品質に準じます。
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。
11 ネットワーク 1仮想サーバー(1インスタンス)には、作成時に3つのネットワークセグメントを割当、利用することが可能です。
また、当社が設備・監視運用などを行うため、仮想サーバーに割り当てできないIPアドレスがございます。
詳細は”ネットワーク構成(KCPS全体) -仕様”をご確認ください。
12 ネットワーク 仮想サーバー(インスタンス)の設定変更について、IPアドレスの変更はできません。
仮想サーバー(インスタンス)は、作成後Admin ConsoleからNICの追加をすることが可能です。ただし、仮想サーバー(インスタンス)作成時に割り当てたセグメント含め最大10個までといたします。また、追加割り当ての際IPアドレスは自動払い出しといたします。
詳細は”セカンダリIPアドレス付与”をご確認ください。
13 オブジェクトストレージ ネットワーク伝送帯域について お客さまデータのネットワーク伝送帯域は1Gbpsベストエフォートとなります。
※トラフィック量を監視しながら、適宜、設備増設を行っていきます。
14 オブジェクトストレージ 月額料金について 0~1TBまで8,800円(税込)。1TBを越えてご利用時は、1TB毎に8,800円(税込)をご請求いたします。
なお、ご利用が無い場合でも(保存容量が0Byte)、利用料金(8,800円/月・税込)が発生します。
※開通初月は無料です。
※日次データ量の最大値を元に翌月ご請求いたします。
※税別表記です。
15 オブジェクトストレージ 同時接続数について 同時接続数は「500コネクション/契約」が最大となります。
16 オブジェクトストレージ Admin Consoleでのクォータ(使用量制限)設定について お客さまが設定したバケット使用量の上限値を超えた際に、それ以降のデータ格納を制限します(データ格納時、既に使用量の上限値を超過していた場合は、それ以降のデータ格納はできません)。
※一度制限を設定したバケットも無制限設定に変更可能です。
大きなサイズのファイルをアップロードした場合、クォータ設定以上のオブジェクトが格納されますが、それ以降のオブジェクトの格納を制限します。
※クォータ設定値を超えて保存されたデータ容量についてもご利用料金が発生いたします。クォータ設定により、想定外(世代管理の設定ミスなど)のオブジェクトアップロードを防止することができます。
17 オブジェクトストレージ KCPS オブジェクトストレージ設備にて、固定グローパルアドレス(27.86.4.104/30、27.86.4.108/30)を設定しています。
同一ネットワーク(例…同一VPNまたはエクストラネット接続されたネットワーク)配下にKCPS オブジェクトストレージ契約が複数存在するお客さまは アドレスバッティングとなるため、KCPS オブジェクトストレージ新規お申込み時、プライベートアドレスから”/30″で2つのセグメントをご指定ください。
18 オブジェクトストレージ KCPS オブジェクトストレージ設備にて、プライベートAS番号「64970」から設定・利用します。
上記プライベートAS番号はご利用にならないようご注意ください。
19 オブジェクトストレージ お客さま拠点からKCPS オブジェクトストレージをご利用される場合は、WVS2のイントラネットファイアウォールの機能をご利用頂けません。
※KCPS(Premium/Value)ご利用時、 及びKCPSインスタンスからKCPS オブジェクトストレージをご利用される場合は、WVS2のイントラネットファイアウォールの機能をご利用頂けます。
20 オブジェクトストレージ 保存データ量について 保存データの実際の使用量が、お客さまが格納したデータ量よりも大きくなること、 及び保存データをすべて削除したとしてもデータ使用量がゼロにならないことがございます。
21 オブジェクトストレージ データ保証について データの損失・破壊については保証いたしかねます。
また、本サービス解約後のデータは解約後2か月以内に削除されます。
解約お申し込み後は、データ復元などの如何なるご依頼にもお応えすることはできません。
22 運用条件 お客さまがご利用中の仮想サーバーを運用など当社の都合により事前の予告なく、ライブマイグレーション技術による収容物理サーバーの変更を行う場合がございます。
また、作業実施中はNW通信断が発生いたします。(当社実績値で最大30秒程度)その他、作業実施中はAdmin Consoleによる当該仮想サーバーの操作はできません。
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。
23 運用条件 当社は、脆弱性その他のセキュリティリスクなどが生じ、または生じるおそれがあると判断したときは、お客さまに事前に通知した上、その対処に伴う仮想サーバーの強制停止、再起動、及びISOのデタッチ(仮想マシンのISOボリュームの割り当てを外すことをいいます)などを行うことがございます。
ただし、緊急上やむを得ない場合は、当社のクラウドプラットフォームサービス契約約款第20条第2項のただし書きに基づき、事前の通知なく当該リスクへの対処を行うことがございます。
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。
24 運用条件 故障発生時は、お申込情報で頂いた連絡先にご連絡いたします。故障状況によってはご連絡まで多少お時間をいただく場合がございます。
なお Admin Console、拡張FWカスコンの故障その他NW機器など、冗長設備の系切替えによる故障については通知しません。
25 運用条件 故障発生時、正常にフェイルオーバするまで15分~30分程度の時間がかかる場合がございます。
復旧のため、フェイルオーバした後に仮想サーバー(インスタンス)の再起動を依頼させていただく場合がございます。 なお、故障状況によってはさらにお時間がかかる可能性もございます。
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。
26 運用条件 故障発生におけるKDDIでの復旧対応範囲は仮想化基盤(Hyper-visor)から見て、仮想サーバーが稼働している状態の確認実施までといたします。(持込みOSの場合はお客さまでご対応いただきます)OS以上のレイヤの復旧確認はお客さまにて実施いただきます。
重要なサーバーについてはあらかじめOSバックアップの取得ならびに保管をして頂きますようお願いいたします。
※本条項はKCPS ベアメタルサーバーでは該当いたしません。
27 その他 ISOファイル、その他サーバーイメージファイルを持ち込む場合、インターネットに公開されており、認証が不要なWEBサーバーを別途ご用意いただく必要がございます。
詳細は”KCPS Admin Console – 概要”をご確認ください。
28 その他 パブリックフロントセグメントのローカルIPアドレスは、仮想サーバー作成時に任意に割り当てられます。
仮想サーバーを作成後、停止することで、その仮想サーバーに割り当てられたローカルIPアドレスを複数の仮想サーバーで共有し、クラスタ構成をとることができます。
ローカルIPアドレスを確保するために作成した仮想サーバーは、停止中もご利用料金(CPU・ディスクなど)が発生します。
セカンダリIPの設定をすることによって、ローカルIPアドレスを確保するための仮想サーバー(インスタンス)を作成する必要はありません。
29 KCPS ベアメタルサーバー ネットワークトラフィックに関しまして、サービスで制限値を定めておりますが、万が一想定外のトラフィックが発生しサービス全体に影響を及ぼす懸念がある場合は、サービス全体の保全のため対象のネットワークの遮断やベアメタルサーバーの停止をさせていただく可能性がございます。
30 KCPS ベアメタルサーバー 本重要事項の区分”ストレージ”に属する条項はKCPS ベアメタルサーバーではご利用いただけませんため、対象外といたします。あらかじめご了承ください。
31 品質(KCPS ベアメタルサーバー) KCPS ベアメタルサーバーのSLA(サービス品質基準)については、サービスの特性上から本表の項番2に該当せず別途KCPS ベアメタルサーバー用の保証基準として故障パーツの交換プロセスに関するSLAを設定させていただきます。(SLAの考え方や返金率がKCPS ベアメタルサーバー用のものとなります) KDDIで故障であると確認した時点を起点とし、交換作業開始までの時刻に応じて故障が発生したベアメタルサーバーのご利用料金を返還いたします。
本制度は適用範囲ならびに除外事項(メンテナンス時間や冗長系に切り替わるまでの時間など)がございますので、詳細については”ベアメタルサーバー – 重要事項説明・SLA”をご確認ください。
32 品質(KCPS ベアメタルサーバー) KCPS ベアメタルサーバーでは、Managementポートなど一部構成がシングル構成となっております。
詳細は”ベアメタルサーバー -仕様- ネットワーク”をご確認ください。
33 ネットワーク(KCPS ベアメタルサーバー) KCPS ベアメタルサーバーをインターネット接続(PublicFrontをご利用)いただくには、KCPS ベアメタルサーバーをご利用いただくテナントアカウントで1台以上の仮想サーバーをあわせてご利用いただく必要がございます。詳細については”ベアメタルサーバー – 仕様  – ご利用について”の制約事項をご確認ください。
34 運用条件(KCPS ベアメタルサーバー) 故障発生時は、お申込情報で頂いた連絡先にご連絡いたします。故障状況によってはご連絡まで多少お時間をいただく場合がございます。
故障連絡後に故障部位に応じ故障対応を実施させていただきます。詳細については”ベアメタルサーバー – 仕様 ”の監視・運用について内の故障対応をご確認ください。
35 運用条件(KCPS ベアメタルサーバー) お客さまがご利用中のベアメタルサーバーで脆弱性その他のセキュリティリスクなどの対応に関しまして、当社が提供するサービス、設備、ソフトウェア、ライセンスに関わるセキュリティパッチや更新プログラムの提供は行いますが、適用作業に関しましては当社にて対応いたしかねます。また、当社は適応とそれに伴う試験などに関しまして一切の費用負担はいたしかねますこと、あらかじめご了承ください。
36 Rackspace Private Cloud powerd by VMware 本オプションのご契約時は、本オプションをご利用いただく旨を事前に当社へご連絡いただき、別途ご案内するService Orderをご確認のうえアイレット社へ提出いただく必要がございます。詳細はKDDI法人営業担当者へお問い合わせください。また、本オプションのご契約時は、併せてKCPSを新規にお申し込みいただく必要がございます。
37 Rackspace Private Cloud powerd by VMware 本オプションのご契約中、Admin Consoleへのログインアカウントは当社およびアイレット社にて管理するため、お客さまはAdmin Consoleへのログインならびにログインを必要とする各種操作を直接実施いただけません。
38 Rackspace Private Cloud powerd by VMware 本オプションのご解約時は、その時ご利用いただいている全てのベアメタルサーバーの削除(解約)が必要です。

SLA

安心してご利用いただくために、サービス品質の保証基準を設定いたします。
万が一この保証基準を維持できなかった場合、ご利用料金の一部をお客さまに返還いたします。

SLA対象区間

保証基準

故障検知時刻から最短パーツ交換作業候補時刻までの期間をSLA返金確定対象期間とします。
”最短パーツ交換作業候補時刻”とは、当社のパーツ交換作業開始が実施可能な最短の候補日時を意味します。案内しております時間枠内で作業が完了することを保証するものではございません。(ご提示する作業候補時間の最短の候補日時が対象となります)
“故障検知時刻”とは、当社からお客さまに対して故障のご連絡をさせていただく時刻を意味します。(これは故障を当社が知った時刻と同じ時刻とします)

料金返還

ベアメタルサーバー故障の返金額の料率ついては、以下のとおり規定いたします。
ご利用料金の返却は、次回(翌々月請求)の当該契約先請求額と相殺することで対応させていただきます。
返金対象は故障が発生したベアメタルサーバーのみといたします。(故障が発生していないベアメタルサーバー、およびKCPS 仮想サーバーなどは返金対象ではございません)
なお、当社都合によりパーツ交換作業を予定時刻に開始できなかった場合の返金率は以下に関わらず100%となります。

SLA返金額確定対象期間 該当月のご利用料金に対する返金額の料率
24時間(1日)未満 返金無し
24時間(1日)以上~48時間(2日)未満 10%
48時間(2日)以上~72時間(3日)未満 20%
72時間(3日)以上~96時間(4日)未満 40%
96時間(4日)以上~120時間(5日)未満 60%
120時間(5日)以上~144時間(6日)未満 80%
144時間(6日)以上 100%

除外事項

  • 保守(計画)作業に伴う本サービス中断の場合
  • 本サービスの保守作業を緊急に行う場合
  • KCPS Admin Consoleの不具合(ベアメタルサーバー稼働時間に影響を及ぼさない範囲)
  • お客さま(利用者)が本サービスの契約約款または法令などに違反したことに起因する場合
  • お客さま環境、または本サービス設備以外の不具合による場合
  • 第三者からの攻撃、妨害による場合
  • 火災、停電などにより本サービスの提供ができなくなった場合
  • 地震、噴火、洪水、津波などの天災により本サービスの提供ができなくなった場合
  • 戦争、動乱、暴動、騒乱、労働争議などにより本サービスの提供ができなくなった場合
  • その他運用上あるいは技術上の理由により、KDDIが本サービスの一時的な中断を必要と判断した場合
  • 同時接続が極端に多いなど、お客さまの利用方法からコンピュータリソース(CPU、メモリー、ストレージ)およびNW回線のパフォーマンスに劣化を起こし、動作遅延や利用不可の状態となった場合
  • KDDI確認にて故障判定がなされない場合
  • ドライバー及びファームウェアの不具合の場合
  • お客さま任意の操作でメンテナンスモードとし、ベアメタルサーバーの利用ができなかった場合
  • お客さまの責によるサーバー停止となった場合

サービス

2024/03/15 2024/03/15