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仕様

ストレージの性能指標

以下は、KCPSの各ストレージ性能に関する弊社検証時の性能指標となります。
サーバー設計の際のご参考としてください。

ストレージ種類 ボリューム 用途 I/O性能 ※1 Admin Consoleでの表示
Premium Value Flexible ポータル画面
ディスク
ストレージ画面
種類
ストレージ詳細画面
Disk Offering
システムストレージ OS起動ボリューム ※2 OS領域 400 IOPS 200 IOPS 1,000
IOPS
(R) ROOT  
追加ボリューム DBなど高速アクセスが必要な場合 2,500 IOPS 1,000 IOPS 2,500
IOPS
(F) DATADISK システムストレージ(FAST_DISK)
データストレージ ファイル等のそれほど高速アクセスを
必要としないデータ保管用
300 IOPS 150 IOPS 300
IOPS
(M) データストレージ(MIDDLE_STORAGE)

※1 8KBのデータを1秒間に読み書きすることができる性能となります。
上記I/O性能指標は参考値であり、保証値ではありません。
ストレージシステム逼迫時は、I/O性能が大幅に制限されます。
※2 OS選択時に自動的に割り当てられます。

注意事項

スパンボリューム、LVMなど複数ディスクを1つの論理ボリュームとして利用することが可能ですが、
OSの機能となるため、KDDIでは動作保証およびサポートをしておりません。
お客さまにて動作確認の上、利用いただきますようお願いいたします。

ストレージオプション

構成

ストレージ種別は「システムストレージ」、「データストレージ」、「バックアップストレージ」があり、すべてRAIDによる冗長構成をとっております。

各ストレージ種別は、以下の組み合わせでご利用いただけます。

  • 仮想サーバー(ゲストOS)上でご利用可能な種別
    • 「システムストレージ」 : OS領域やDBなど高速アクセスが必要な用途
    • 「データストレ-ジ」  : ファイルなどのそれほど高速アクセスを必要としないデータ保管用途
  • お客さまごとに用意される種別
    • 「バックアップストレージ」: スナップショット、マイテンプレート、マイISOの保存先

※マイテンプレートは、お客さまがAdmin Consoleに保存したサーバーのイメージファイルとなります。各サイトでご利用する際は、各サイトにコピーが必要となります。また、仮想化基盤ごとにそれぞれ用意が必要となります。
※マイISOは、お客さまがAdmin Consoleに保存したISOイメージファイルとなります。各サイトでご利用する際は、各サイトにコピーが必要となります。
※お客さまの利用形態に応じ、東日本/西日本どちらからでもバックアップストレージに保存されたものは、すべて(スナップショット、マイテンプレート、マイISO)DRサイトのバックアップストレージにも保存されます。

OS選択時に含まれるOS起動ボリュームはシステムストレージとなります。

サーバーの設計例

ストレージの性能指標を考慮し、高速な処理が求められるサーバーについては、システムストレージ(追加ボリューム)をデータ領域に割り当てるようにしてください。

サービス

2024/03/15 2024/03/15