設定方法に関する記載は、こちらよりご参照ください。
仕様の前提
- KCPS上で提供するMackerelは、株式会社はてなが提供するサービス内容に依存します。
- そのため、サービスの提供内容は、予告なく変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
はてな社のMackerelヘルプページ
監視可能項目数
項目 |
内容 |
1契約内での監視可能ホスト数 |
無制限 |
1仮想サーバーあたりメトリック数 |
無制限 |
※システムメトリックと言われている以下の項目は項目数に含まれません。
死活監視
リソース監視、CPU.Memory,Files
監視ステータス
- 各仮想サーバーにおいて監視状態をユーザーによって変更することが可能です。
- エージェントを入れた初期状態はmaintenanceとなっています。ご利用時には、監視ステータスの状態変更を行う必要があります。
- 各監視状態における監視および通知の動きに関しては以下の表のとおりとなります。
Mackerel上での状態 |
監視 |
アラーム通知 |
Working |
監視する |
通知する |
Standby |
監視する |
通知しない |
Maintenance |
監視しない |
通知しない |
Power off |
監視しない |
通知しない |
アラームの確認方法
メール
- 事前に設定した監視項目においてアラームが生成された場合、アラーム通知はMackerelシステムからメールが送信され、ユーザーはそのメールを受け取ることによってアラームの発生・復旧を知ることが可能です。
- 提供条件として、ユーザーにはメール環境が必要となります。
管理画面
- Mackerelのウェブ上管理画面で確認することができます。
アラームの通知先
- アラームの通知先は、Mackerelのウェブ管理画面から、通知チャンネルを利用し、設定することができます。
メトリックデータ
保持期間
- Mackerelはメトリックを時系列データベース上に保存しています。データは1分間隔で保存され、時間が経つに連れて長い間隔に集約されます。
- 集約処理では、有効データポイントの平均値が保存されますが、有効データポイントの割合が一定以上に達しない場合、その期間のデータが欠損しているとみなされ、NULLで保存されます。 現在のデータ保持期間は以下のとおりです。
- なお、以下はデータの保持期間であり、グラフの表示期間とは異なりますのでご注意ください。
間隔 |
保持期間 |
1分 |
25時間 |
5分 |
21日 |
1時間 |
90日 |
1日 |
90日以降 |
メトリック取得
- メトリックの情報はMackerelから任意の期間を指定して取得することが可能です。Mackerelにて用意されているウェブ APIを利用して取得します。
ロール内異常検知
- mackerel-agentがインストールされているLinux環境のホストのみ本オプションをご利用いただけます。
- Linux系OSを対象とします。本ページのエージェントの項に記載しておりますLinuxをご覧ください。
- 上記以外のホストを含む場合、学習が失敗する可能性があります。
- 異常検知の学習が終わるまで(最短1日程度)監視は行われません。
- 1つのロールに対して異常検知による監視を複数設定することはできません。
- 本オプションはマネージドオプションBasicのご利用料金に加え別途料金となります。料金については「料金表」をご覧ください。
- 1つの仮想サーバーを複数のロールに参加させた場合、重複して課金対象となります。
- 本オプションはMackerelエージェントが収集したメトリックの情報を学習データとして用いますので、リソース監視のご利用が必要です。
- 重要事項説明も合わせてご覧のうえご利用ください。
ご利用要件
仮想サーバー要件
- 仮想サーバーにはMackerelのエージェントの導入が必須となります。
- KCPSにおける仮想サーバーの種類については、Value、Flexible、Premiumのいずれでも利用が可能です。
- 仮想サーバーのモニタリングセグメント(Monitoring Segment)が有効である必要があります。
198.18.0.16 80番ポートへの アウトバウンド通信が有効である必要があります。
Mackerelおよびmackerel-agentの対応環境
利用環境
- Mackerelの管理画面を確認するためにインターネット環境が必要となります。
- お客さまにてアラームを受け取るためには受取先であるメールシステムが必要となります。