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ボリュームシャドウコピー(VSS)
Windows OS標準のVSS機能が利用できます。
ファイルの履歴情報を保持し、利用者自身でエクスプローラのプロパティから以前のバージョンへファイル復元を行える機能です。
- 履歴を管理するデータの保存領域が必要となりますが、契約領域とは別のボリューム(J~Mドライブ)に保存します。この保存領域に対して利用料はかかりません。
- 履歴情報の保存フォルダの容量は、各ボリュームごとに210GB固定で用意しています。なお、保存容量値の変更はできません。
- 容量に空きがある前提で、最大64世代まで保存可能です。
- 取得間隔は12:00と23:00の1日2回です。なお、取得間隔の変更はできません。
注意!
VSSはバックアップではありません。
VSS機能の仕様(マイクロソフト仕様)として、VSS履歴よりも実データを優先する動作となっていることから高負荷時などにVSS履歴の保存に失敗し、VSSが全消失する場合があります。
VSS保存世代数のログ出力機能
VSSの保存世代数が確認できるログ出力機能を提供します。
- 利用方法:法人監理者にてリモートデスクトップ接続後、保存フォルダ内ログファイルをご確認ください。
- 保存フォルダは「I:LogsVssinfo_out_Log」です。
参照いただくには「ファイルサーバーIPアドレスLogs$Vssinfo_out_Log」の格納先を指定してください。 - ログ出力情報(TXT形式)は以下になります。
【EドライブVSS履歴】作成時刻: 2017/03/02 19:53:53 |
【FドライブVSS履歴】作成時刻: 2017/03/02 19:53:56 |
VSS機能とは参考:VSS機能とは、以下の技術仕様で履歴の保存・復旧が行われます。
- ストレージ上の現データを16KBのブロックで管理し、このブロックに更新(削除・変更)があった場合、更新前のブロックをDiffAreaに格納(Copy On Write処理)します。
※ DiffAreaはVSS領域の一部です。 - ブロックの新規追加の場合は、新しく更新されたというビットのみ管理し、DiffAreaへの書込みはしません。