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仕様

目次

提供条件
ネットワーク
RAID設定
BMテンプレート
ファームウェア
ベアメタルサーバーのステータス
メンテナンスモード
監視・運用について
プロダクトライフサイクルポリシー
ご利用について
オプション

 

提供条件

提供ゾーン

KCPS ベアメタルサーバーがご利用いただけるゾーンはjp2-east05(東日本)、jp2-eastbm01(東日本)jp2-west05(西日本)、jp2-westbm01(西日本)です。(2021年10月時点)また、KCPS ver.1ではご利用いただけません。
ゾーンごとに提供可能なサーバー台数に上限があります。ご利用ゾーンの提供サーバー数が上限に達した場合、新規のサーバー追加は新しいゾーンでのご提供となります。

KCPSベアメタルサーバーをご利用いただくには、必ず仮想サーバーゾーンのご利用が必要です。

  東日本サイト 西日本サイト
お申込みいただいた
仮想サーバーゾーン
jp2-east05 jp2-east06 jp2-west05 jp2-west06
ご利用いただける
ベアメタルサーバーゾーン
jp2-east05,
jp2-eastbm01
jp2-eastbm01

jp2-west05,
jp2-westbm01

jp2-westbm01

また、ゾーン間の通信には一部制約がございます。詳細は ネットワーク構成(ベアメタルサーバー) をご確認下さい。

 

①仮想サーバーゾーンをjp2-east05 または jp2-west05でご利用のお客様

ベアメタル専用ゾーン開設に伴い、現在 jp2-east05, jp2-west05 をご利用のお客様は既にお使いのベアメタルサーバー用KCPS Admin Consoleより jp2-eastbm01(東日本), jp2-westbm01(西日本) のサーバーもご利用いただくことが可能です。
※ゾーン間の通信には一部制約がございます。詳細は ネットワーク構成(ベアメタルサーバー) をご確認下さい。

KCPS Admin Consoleでの表示

「LIFECYCLE MANAGEMENT」や「SERVER MANAGEMENT」のサーバー一覧を表示し「ゾーン」列を確認いただくと、配置されているサーバーのゾーンを確認することができます。
東日本サイトをご利用の場合にはゾーン名に「jp2-east05」もしくは「jp2-eastbm01」が表示されます。
西日本サイトをご利用の場合にはゾーン名に「jp2-west05」もしくは「jp2-westbm01」が表示されます。

 

②仮想サーバーゾーンを jp2-east06, jp2-west06 でご利用のお客様

jp2-east06, jp2-west06 ゾーンにはベアメタルサーバーの設備がございません。
これらゾーンをご利用のお客様がベアメタルサーバーをご利用になるためには jp2-eastbm01 または jp2-westbm01 のサーバーをご利用いただくこととなります。
※ゾーン間の通信には一部制約がございます。詳細は ネットワーク構成(ベアメタルサーバー) をご確認下さい。

 

 

ネットワーク

物理構成

  • ベアメタルサーバーに接続されている対向SWはKDDIの設備となりますためメンテナンスなどで片系がdownする場合があります。
  • ベアメタルサーバーで自由にご利用いただける物理ポートは拡張NICに接続されている4ポート(NIC3〜NIC6)です。
  • 拡張NICはそれぞれ、「サービスネットワーク#1」と「サービスネットワーク#2」に2ポートずつ接続され、異なる対向スイッチに接続された冗長構成となっております。
    ※i3.Smallは拡張NIC#1にNIC3〜NIC6が接続されます。

冗長設定

  • 対向スイッチはLACPに対応しております。LACPtimerは30秒となっておりますので、障害時の切り替り時間の参考としてあらかじめご了承ください。
  • ネットワークのTeamingやBondingでのActive-Active設定(推奨)やActive-Standby設定(準推奨)、またはシングル構成(メンテナンスなどにより片系がdownする場合があるため非推奨)が利用可能です。各構成について制限事項がございますのでネットワーク冗長設定に関してをご確認ください。
  • BMC接続ポートは1ポートのため、ポートおよび接続先のネットワーク機器、ネットワークケーブルはシングル構成となります。

ご利用可能な論理ネットワーク

  • 各ポートでご利用いただけるネットワークは以下のとおりです。
  • 各セグメントにはご契約者様別にVLANが割り振られており、それらをベアメタルサーバーへ設定いただくことで各セグメントとの接続が実現します。
  • 各ネットワークの詳細は「ネットワーク構成(KCPS全体)」、「ネットワーク構成(ベアメタルサーバー)」の各ページをご参照ください。
  拡張NIC#1 拡張NIC#2 Onboard
NIC3 NIC4 NIC5 NIC6 NIC1-On-Board1 NIC1-UserBMC

NIC2

セグメント名 PlatformGW
(Intra NW)
× × × × × ×

物理結線されておりません

 

PublicFront × × × ×
IntraFront × × × ×
Back × × × ×
DMZ × × × ×
Monitoring × × × × × ×
UserBMC × × × × ×
BM Monitoring × × × ×
BM Management × × × × ×
BM 1G Back × × × ×
BM 10G Back × × × ×
備考

自由にご利用いただけます。

i3Smallは「拡張NIC#1」にNIC3〜NIC6が接続されています。

お客さまでの設定変更は
禁止です。
 

KCPS 仮想サーバーでご利用可能となる論理ネットワーク

  • KCPS ベアメタルサーバーを申込いただくことで、以下のネットワークがKCPS 仮想サーバーでご利用可能となります。
セグメント名
UserBMC
BM Monitoring
BM Management

 

隔離アドレス機能

  • vSANやvSphere HAを構成する際に必要となる「隔離アドレス」の機能を提供します。
    ご利用を開始するには別途お申し込みが必要となりますので詳しくはKDDI法人営業担当・SEまでお問い合わせください。
  • ご利用開始までのスケジュールはこちらをご確認ください。

ネットワーク障害試験機能

  • 冗長化されているベアメタルサーバーの対向スイッチポートを閉塞させることで、ネットワークの障害試験を行うことができます。
    詳細は「操作手順(ハンズオン) – ネットワーク障害試験機能」をご確認ください。
    【ご注意】
    本試験機能が有効状態(対向スイッチポートが閉塞された状態)のまま恒久的に利用された場合、当該のサーバーやそれに接続するネットワークに起因する如何なる障害も、当社のサポート対象外となりますため、設定の変更には充分に注意してご利用ください。

 

 

RAID設定

  • ベアメタルサーバー作成時にRAID構成を選択いただきます。
  • 各サーバータイプの搭載ディスク毎の対応状況は以下の通りです。
    サーバータイプ / 搭載ディスク/ディスク本数 RAID構成 JBOD
    RAID 0 RAID 1 RAID 5
    ※1
    RAID 6
    ※1

    RAID10

    RAID1+RAID5

    RAID1+RAID6
    Small(i1) 480GB 4本 選択不可 選択不可 選択不可 選択不可 選択不可
    Small(i3) 480GB 4本 ※4 選択不可 選択不可 選択不可
    Medium(i1) 480GB 4本 選択不可 選択不可 選択不可 選択不可 選択不可
    Medium(i2) 960GB 4本 × ※4 選択不可 選択不可 選択不可
    Large(i1) 480GB [Boot] 1本 選択不可 選択不可 × × 選択不可 選択不可 選択不可 ×
    1.92TB [Capacity] 7本
    960GB [Cache] 1本 × ×
    Large(i2) 480GB [Boot] 1本 選択不可 選択不可 × × 選択不可 × × ×
    1.92TB [Capacity] 7本 ※2 ※2
    960GB [Cache] 1本 × × × ×
    xLarge(i2) 480GB [Boot] 1本 選択不可 選択不可 × × 選択不可 × × ×
    3.84TB [Capacity] 6本 ※3 ※3
    1.6TB [Cache] 2本 × × × × ×

    ※1 RAID5はN+1構成、RAID6はN+2構成となります。いずれもホットスペアディスクはございません。
    ※2 i2.Largeでは1.92TBディスク7本のうち2本をRAID1に、残りの5本をRAID5またはRAID6として構成します。
    ※3 i2.xLargeでは3.84TBディスク6本のうち2本をRAID1に、残りの4本をRAID5またはRAID6として構成します。
    ※4 このRAID構成はOSなしカタログでのみ選択いただけます。

  • 各RAID構成のイメージは以下をご確認ください。

    名称 構成イメージ 説明 対応サーバー

    RAID0

    物理ディスク4本を単一のLUNとして構成します。

    i3.Small

    i2.Medium

    RAID1 物理ディスク4本のうち2つずつを用いてRAID1を構成します。
    LUNは2つ構成されます。

    i3.Small

    i2.Medium

    i1.Medium
    i1.Small

    RAID5 RAIDに対応した全ての物理ディスクを用いてRAID5のLUNを1つ構成します。

    i3.Small

    i2.xLarge
    i2.Large

    i1.Large
    i1.Medium
    i1.Small

    RAID6 RAIDに対応した全ての物理ディスクを用いてRAID6のLUNを1つ構成します。

    i3.Small

    i2.xLarge
    i2.Large
    i2.Medium

    i1.Medium
    i1.Small

    RAID10

    RAIDに対応した全ての物理ディスクを用いてRAID10のLUNを1つ構成します。
    ※OSなしカタログでのみ選択いただけます。

    i3.Small

    i2.Medium

    RAID1+RAID5 RAIDに対応した物理ディスクの先頭2本をRAID1としてLUNを構成し、残りの物理ディスクでRAID5のLUNを構成します。
    RAID1のLUNとRAID5のLUNがそれぞれ1つずつ生成されます。
    i2.xLarge
    i2.Large
    RAID1+RAID6 RAIDに対応した物理ディスクの先頭2本をRAID1としてLUNの構成し、残りの物理ディスクでRAID6のLUNを構成します。
    RAID1のLUNとRAID6のLUNがそれぞれ1つずつ生成されます。
    i2.xLarge
    i2.Large
    JBOD

    RAIDに対応したディスク全てがそれぞれ独立したLUNとして構成されます。

    i2.xLarge
    i2.Large

    i1.Large

 

 

BMテンプレート

  • ベアメタルサーバー用KCPS Admin Consoleからの操作で、ベアメタルサーバーの作成と同時にホストOSの自動構築を行う「BMテンプレート」を提供します。
  • 有償ライセンスのOSにはライセンス利用料を月額でご利用いただけます。
  • 詳細はこちらをご確認ください。

 

 

ファームウェア

  • ベアメタルサーバーに搭載されているBIOS、RAIDカード、BMCの各ファームウェアをまとめた「ファームウェアセット」を提供します。
  • サーバー世代別(i1, i2, i3…)にGen1, Gen2, …という流れでファームウェアセットを提供します。
  • ファームウェアセットのGenは、主要なOSで認証が取得できておりサーバー構築時に適用されている「標準バージョン」、最新OSの認証が一部取得済の「先行バージョン」を提供します。各OSの認証状況はこちらをご参照ください。
バージョン区別 解説
標準バージョン 主要なOSで認証が取得できており、サーバー構築時に適用されているファームウェアセットです。
先行バージョン 最新OSの認証が一部取得済のファームウェアセットです。導入OSに応じてご利用ください。
  • 適用方法はベアメタルサーバー用Admin Consoleから各Genにアップグレード/ダウングレードすることが可能です。
  • ファームウェアバージョンの管理はお客さま自身で管理していただきます。
  • 故障対応による機器交換時には、お客さまの利用しているファームウェアバージョンに関わらず、常に「標準バージョン」に戻ります故障対応完了後、必要に応じてファームウェアバージョンの変更をお願いします。
    故障対応に関する詳細はこちらをご確認ください。

 

  • 現在提供中のファームウェアセットは以下の通りです。
サーバー世代 標準バージョン 先行バージョン
i3 Gen1
i2 Gen1 Gen2
i1 Gen1
  • ファームウェアバージョンは以下の通りです。
サーバー世代 対象パーツ

Gen1
(標準バージョン)

Gen2
(先行バージョン)
i2 BIOS 3A11.Q10 3A14.KDDI01

※現時点でRAIDおよびBMCは同一のファームウェアバージョンとなります。

  • BIOSバージョンの確認方法はこちらをご参照ください。
  • より詳細な認証情報はこちらを参照ください。
  • 提供中のファームウェアに致命的な脆弱性や不具合等が見つかった場合、上記ルールに則らずに対応を行う場合があります。

 

 

ベアメタルサーバーのステータス

  • KCPS ベアメタルサーバーでは、ベアメタルサーバーについて以下ステータスでKCPS Admin Consoleで管理されます。
ステータス 説明
在庫 ベアメタルサーバーを作成いただける状態です。
構築中 ベアメタルサーバーを作成中、もしくは作成に失敗した状態です。作成に失敗した状態のベアメタルサーバーはお客さまにて作成処理を再実行いただけます。
サービス利用中 ベアメタルサーバーをご利用いただいている状態です。
メンテナンス_お客さま ベアメタルサーバーをご利用いただいている状態です。※1
メンテナンス_KDDI ベアメタルサーバーの故障対応などのため、一時的にKDDIに返却いただいている状態です。※2

※1:詳しくはメンテナンス_お客さまの説明をご参照ください。
※2:詳しくはメンテナンス_KDDIの説明をご参照ください。

各ステータスにおけるベアメタルサーバー制御権とご利用料金の発生

  • 各ステータスでのベアメタルサーバーのハードウェアとしての所属(※3)および制御権(※4)とご利用料金の発生の有無は以下のとおりです。
ステータス 所属 制御権 ご利用料金の発生
在庫 KDDI
構築中 お客さま KDDI
サービス利用中 お客さま お客さま
メンテナンス_お客さま お客さま お客さま
メンテナンス_KDDI お客さま KDDI

※3:該当テナント(システム管理者を除く)でのみ対象のベアメタルサーバーの参照/操作が可能な状態を意味します。
※4:対象のベアメタルサーバーのハードウェア操作(電源操作、タスク実行)およびステータス変更が可能な権限を意味します。

 

 

メンテナンスモード

  • KCPS ベアメタルサーバーでは状況に応じご設定いただく2種類のステータス(メンテナンスモード)がございます。

メンテナンス_お客さま

  • 「メンテナンス_お客さま」にステータス変更することで、以下の機能が実行いただける状態となります。
  • HW診断ツール
  • BMCリセット
  • PXEブートモードの有効化/無効化
  • NativeVLANの有効化/無効化
  • 上記の他、活性交換での故障対応を実行する際に、「メンテナンス_お客さま」にステータス変更いただく必要がございます。

メンテナンス_KDDI

  • 非活性交換での故障対応を実行する際に、「メンテナンス_KDDI」にステータス変更いただく必要がございます。
  • 「メンテナンス_KDDI」にステータス変更されたベアメタルサーバーはサービスネットワークから切断され、お客さまでのステータス変更も不可となりますため、故障対応時以外は変更しないようご注意ください。
    ※ベアメタルサーバー詳細についても参照不可となります。

 

 

監視・運用について

責任共有モデル

  • 本サービスの責任共有モデルは以下のとおりです。

サポート範囲

  • 本サービスにおけるサポート範囲は以下のとおりです。
    ベアメタルサーバー アプリケーション ×
    ミドルウェア/ソフトウェア ×
    OS お客さま持ち込みOS ×
    ファームウェア ○※6
    ハードウェア ○※7

    〇:本サービスの対応範囲 ×:お客さま対応範囲

※6:本サービスが定めるファームウェア、バージョンに限定します。
※7:本サービスが定めるファームウェア、バージョンが適用されていることを前提といたします。

監視

  • 本サービスにおけるベアメタルサーバーの監視範囲は以下のとおりです。
    なお、本サービスの監視範囲であっても監視で検知できない事象の場合は、お客さまからの申告を受けて故障対応を開始させていただきます。

    ベアメタルサーバー アプリケーション ×
    ミドルウェア/ソフトウェア ×
    OS ×
    ハードウェア

    〇:本サービスの対応範囲 ×:お客さま対応範囲

故障対応

  • ご利用中のベアメタルサーバーで故障が発生し、本サービスの監視で検知した際に、お客さまに故障発生の通知と復旧作業候補日程をメールでご連絡いたします。
  • 故障対応(故障パーツの交換作業)は、故障箇所およびお客さまのご要望に応じて以下2つのどちらかの対応とさせていただきます。

1.活性交換
故障対応の概要フロー

詳細説明

  • 対象のベアメタルサーバーのご利用を継続いただいたまま故障対応(故障パーツの交換作業)を実施させていただく対応です。
  • 故障パーツにより、お客さまで作業日程調整可能なものと、作業日程調整不可なものがございます。(詳細は下表“故障箇所毎の活性交換/非活性交換対応一覧”をご参照ください)
  • 復旧作業日程までにお客さまにてベアメタルサーバーのステータスを”メンテナンス_お客さま”に変更いただきます。
  • 故障対応後、お客さまに作業完了を通知いたします。
  • 活性交換対象の部位故障であっても、詳細確認後の故障状況により非活性交換での対応をご案内させていただく場合がございます。

2.非活性交換
故障対応の概要フロー

詳細説明

  • 障害発生の通知時に復旧作業候補日程をご連絡いたします。お客さまは復旧作業候補日程※8から、復旧作業日程を選択いただく必要がございます。
    障害通知時に同封の各交換作業候補日程のご回答期限は以下といたします。※9

    • 第一候補で実施の場合:通知いたしました作業候補日程の6時間前
    • 第二候補、第三候補で実施の場合:通知いたしました作業候補日程の24時間前
  • 復旧作業の日程が確定いたしましたら、お客さまにてベアメタルサーバーの電源を落としていただく必要があります。
    (電源を落としていただいていない場合、作業を中断させていただくかKDDIにて強制的に電源を落とさせていただく可能性がございます)
  • ベアメタルサーバー停止後、作業開始の6時間前までにKCPS Admin Consoleにて対象のベアメタルサーバーのステータスを”メンテナンス_KDDI”に変更いただきます。※10
  • 故障対応後はKDDIにてHW診断ツールを実行し、正常性を確認したのちお客さまに作業完了を通知いたします。
    (KDDIにてHW診断ツールで問題が確認できない場合は、お客さまにて正常性確認を実施いただきます)
  • 故障対応が完了したベアメタルサーバーは電源を落とした状態でお客さまへ返却いたします。お客さまにて電源投入と必要に応じ正常性確認を実施ください。

※8:お客さまへご連絡する作業候補日程は、KDDIによる交換作業の開始時刻の範囲を意味します。ご案内する時間枠内で作業が完了するものではありません。(例:「9:00-15:00」と記載の場合は、9:00-15:00の間でKDDIの交換作業を開始することを意味し、15:00までに交換作業が完了するものではありません)
※9:ご回答期限までにご回答いただけなかった場合は、KDDIより個別にお客さまとご調整させていただきます。その際、障害通知時の作業日程での作業実施はお約束いたしかねますこと、あらかじめご承知おきください。
※10:メンテナンスモード(メンテナンス_KDDI)へのステータス変更が確認できない場合、登録いただいているご連絡先へお電話させていただきます。ご連絡がつかない場合は作業の実施を中断させていただきます。

故障箇所毎の活性交換/非活性交換対応一覧

故障箇所 交換対応方法 作業日程調整(※12) 正常性確認
MotherBoard 非活性
CPU 非活性
メモリー 非活性
RAIDコントローラ 非活性
SSD(RAID1,5,6) 活性(※11) 不可
SSD(RAID0, JBOD) 非活性
NIC 非活性
ネットワークケーブル 活性 不可 不可
FAN 非活性
電源(両系) 非活性
電源(片系) 活性 不可 不可

※11:RAID1,5,6のいずれかが設定されている場合でも交換対応方法について確認させていただきますので、ご要望に応じ非活性交換にて対応いたします。
※12:作業日程調整が可の対象のうち、作業日程の予約については、KDDIが提示する交換日程の他に、可能な限りお客様のご希望に沿うよう調整をいたします。ただし作業員確保の都合上、確定可能な交換日程は、最大で1カ月先までとなります。

 

 

プロダクトライフサイクルポリシー

  • KCPS ベアメタルサーバーで提供するハードウェアについて、End of Salesと End of Life情報を開示いたします。
  • End of Life情報の開示は、End of Life日程より5年以上前に開示いたします。(開示情報がN/Aの場合、最短でも5年はご利用いただけます)
    本情報をご確認の上、お客さまにて移行などご計画ください。
  • 本情報はお客さまへの事前通知なく変更させていただく可能性がございます。あらかじめご了承ください。
メニュー名 End of Sales End of Life
i1.Small-8 N/A 2027/07
i1.Medium-24 N/A 2027/07
i1.Large-24 N/A 2026/08
i2.Medium-24 N/A 2029/05
i2.Large-24 N/A 2029/05
i2.xLarge-48 N/A 2029/05
i3.Small-8 N/A 2029/06

 

 

ご利用について

ご利用条件

  • KCPS ベアメタルサーバーをご利用いただくには、KCPS Ver.2のお申込みを必須とさせていただきます。
  • また、KCPS Ver.2のKCPS ベアメタルサーバーご利用可能なゾーンにてご契約いただいている必要がございます。
  • ご利用可能なゾーンの情報に関しましては、本ページの“提供ゾーン”の項目をご参照ください。

ご利用のお申込み

KCPS ベアメタルサーバーのお申込みは申込書でのお申込みと、KCPS Admin Consoleからお申込みが可能です。

ご利用の注意事項

ベアメタルサーバーの在庫

ベアメタルサーバーの在庫が無くなった場合は、一時的にベアメタルサーバーの新規ご提供ができない場合がございます。

ファームウェア

ファームウェアのアップデート、およびアップデート後の動作確認はお客さまにてご実施ください。
ファームウェアのサポートは本サービスが定めるファームウェアおよびバージョンのもののみとさせていただきます。

KCPS 仮想サーバーと通信するために

KCPS 仮想サーバーと通信するためには、ベアメタルサーバーがBackセグメントに所属する必要があります。
ベアメタルサーバーでご利用可能なBackセグメントのIPアドレス数はBackセグメント設定により決まりますため、ベアメタルサーバー利用時はあらかじめ考慮いただくようご注意ください。

OSインストール

ご使用のインストーラーによっては、OSインストール時に一部ハードウェアの認識のためドライバーをご用意いただく必要がございます。
提供メニュー一覧ページの各メニューの詳細”を参照し、必要なドライバーをサーバーベンダーのウェブサイトなどから取得し、あらかじめご準備ください。

データ削除

データ削除に関しまして、KDDIではデータ削除証明書の発行を含め削除の保証はいたしません。
サーバー削除前に必ずお客さま自身でデータ削除を実施するようお願いいたします。

バックアップ

本サービスでは、バックアップ機能の提供はございません。KDDIではバックアップ取得を含め、いかなるデータ保証も行いません。

KCPS Admin Consoleからの電源強制OFF

KCPS Admin Consoleからのサーバー停止は電源強制OFFに相当します。そのため、対象のサーバーに不具合が生じたりデータが失われる可能性があります。
OSインストール後はOS上からのシャットダウンを実施するようお願いいたします。

メンテナンスモード(メンテナンス_KDDI)変更日のご利用料金について

メンテナンス_KDDIへの変更およびメンテナンス_KDDIの解除当日に関しましては、変更前の状態でご利用料金発生の有無を判定させていただきます。

  •  メンテナンスモードをメンテナンス_KDDIへ変更された当日に関しましては、終日サービス利用中とみなし、ご利用料金をいただきます。
  •  メンテナンス_KDDIを解除された当日に関しましては終日メンテナンスとみなし、ご利用料金はいただきません。
  •  例外として、メンテナンス_KDDIへ変更された当日中に解除された場合は終日メンテナンスとみなし、ご利用料金はいただきません。

KDDIによるお客さまアカウントへの接続

故障対応またはお問い合わせ対応の際などに、KDDIはお客さまのKCPS Admin Console(KCPS ベアメタルサーバー用管理コンソール)にログインして設定を確認させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
なお、KDDIによるログインはログとして記録されますのでお客さまにて参照可能です。

制約事項

KCPS Admin Console上のベアメタルサーバー名

ご利用いただくベアメタルサーバーのKCPS Admin Console上の名称はシステムにより固定値が割り当てられるため、お客さまで変更することはできません。
なお、OSで認識するホスト名に関しましてはお客さまで任意に設定いただくことが可能です。

持ち込みOS

KCPS ベアメタルサーバーでは、お客さまにてOSを持ち込み、自由に導入・ご利用が可能ですが、サーバーベンダーが動作を確認していないOSのご利用はお客さま責任となり、該当のOSをご利用の場合はKDDIではサポートをお断りさせていただく可能性がございます。※11
※11:マイナーバージョン差分に関しましてはサポート対象とさせていただきます。

ネットワーク

内部接続で通信可能なネットワークは同一ゾーンに限ります。異なるゾーンと接続される場合には、WVS/WVS2もしくはインターネット経由の通信で接続可能になる様、構成ください。
ベアメタルサーバーをインターネットに接続するには、KCPS 仮想サーバーインスタンスを最低1台作成いただき、セカンダリIPを設定いただく必要があります。

ネットワーク冗長設定に関して

(1) 冗長構成 Active-Active (推奨)
・ OS上のネットワーク設定にて必ずLACP応答可能としてください。

(2) 冗長構成 Active-Standby (準推奨)
・ LACP応答設定が不可、かつ冗長構成とされる場合は(2)Active-Standby構成をご利用ください。
・ 必ず自動フェイルバックモードに設定ください。
・ 拡張NIC#1(NIC3/4)をActive、拡張NIC#2(NIC5/6)をStandbyとして設定いただく必要がございます。ベアメタルサーバー詳細画面の「ネットワーク情報 > サーバーIF」(記載場所は下のスクリーンショットをご覧ください) をご確認の上、下表のように設定ください。

BM 1G Back, Inftra Front, Public Front などのセグメント (BM 10G Back セグメント以外)
サーバーI/F NWタイプ
NIC3 (Activeに設定下さい) service1
NIC5 (Standbyに設定下さい) service1

 

BM 10G Back セグメント
サーバーI/F NWタイプ
NIC4 (Activeに設定下さい) service2
NIC6 (Standbyに設定下さい) service2

【注意】Active-Standbyの場合、フェイルバック時に30秒程度の通信断が発生する場合がございます。
・ Active-Active時のフェイルバック時間は数秒ですので(1)Active-Activeが推奨となります。
・ ネットワークケーブルの故障対応は活性交換とさせていただきます。交換作業前にご連絡いたします作業時間(通信断の可能性がございます時間)は調整致しかねますこと、あらかじめご了承ください。

(3) シングル構成 (非推奨)
・ シングル構成の場合、障害時は故障対応が完了するまで対象のネットワークがご利用いただけませんので(1)Active-Activeの構成が推奨となります。
・ 拡張NIC#1(NIC3/4)で接続いただく必要がございます。ベアメタルサーバー詳細画面の「ネットワーク情報 > サーバーIF」(記載場所は下のスクリーンショットをご覧ください) をご確認の上、下表のように設定ください。

BM 1G Back, Inftra Front, Public Front などのセグメント (BM 10G Back セグメント以外)
サーバーI/F NWタイプ
NIC3 service1
BM 10G Back セグメント
サーバーI/F NWタイプ
NIC4 service2


ファームウェア

ファームウェアのアップデートプログラムおよびアップデート方法に関しましては、KDDIより提供させていただきます。
提供するプログラムおよび手順以外を使用してアップデートされた場合、対象のベアメタルサーバーがサポート対象外となる可能性がございます。

BIOSについて

BIOSモードはサーバータイプ別に下記表のモードで動作します。
設定変更は禁止操作とさせていただきます。
変更された場合は対象のベアメタルサーバーがサポート対象外となる可能性がございます。

BIOSモード 対象サーバータイプ
Legacy mode

i2.Medium, i2.Large, i2.xLarge

i1.Small, i1.Medium, i1.Large

UEFI i3.Small

BMC/IPMI

BMCの設定変更およびシステム管理用ユーザの削除/変更(パスワード含む)は禁止操作とさせていただきます。
変更された場合は対象のベアメタルサーバーがサポート対象外となる可能性がございます。
また、BMCのリセット行為に関しまして、KDDIからの案内以外での実行は禁止操作とさせていただきます。
BMCへの過剰なアクセスも設備管理上の観点よりお控えください。
BMCのイベントログはシステム管理上の都合により、自動的に削除されます。
BMCへのアクセスには必ず下記いずれかのブラウザをご利用ください。尚、BMCリモート接続機能を使用してアクセスする場合は必ずGoogle Chromeをご利用ください。
・ Google Chrome
・ Internet Explorer

RAIDについて

ベアメタルサーバーのRAID設定に関しましては、ベアメタルサーバー作成時にKCPS Admin Console上から設定いただけます。
KCPS Admin Console以外で設定をされた場合、ディスクに関してサポート対象外となる可能性がございます。
RAID領域へOSをインストールする場合、BIOS設定によるデバイス起動順序を変更できないため、ブートローダー(MBR等)はオンボードディスクへインストールされます。ご了承ください。

ディスクのパーティショニングについて

上述の「BIOSについて」で記載の通り、BIOSモードはLegacyモードでの動作となるため、マスターブートレコード(MBR)の制約を受けてディスクのパーティショニングは最大2TBとなります。

ステータス変更

ベアメタルサーバー故障などの発生無く、”メンテナンス_KDDI”にステータス変更することは禁止事項といたします。
意図的に実施されたり、繰り返し実施された場合には、サービスの停止処置を実施させていただく可能性がございます。

 

 

オプション

KCPS ベアメタルサーバーをより便利にご利用いただくために、KCPS ベアメタルサーバーでご利用可能なオプションメニューをご用意しております。
詳細は”VMware仮想化オプション”をご参照ください。
またKCPS Ver.2 の以下機能を共用設備としてご利用いただけます。

  • ファイアウォール/拡張ファイアウォール
  • ロードバランサー/拡張ロードバランサー
  • データセンターコネクト
  • NTPサーバ
  • DNSサーバ

サービス

2024/09/15 2024/09/15