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インターネット(PublicFrontセグメント)に接続する
本ページでは、KCPS ベアメタルサーバーをPublicFrontセグメントに接続させてインターネットでの通信をご利用いただく際に必要な事前設定についての手順を説明します。
はじめに
PublicFrontセグメントはKCPS仮想サーバー(Value/Premium)向けに自動払い出しを行う機構となっているため、あらかじめベアメタルサーバーへ割り当てるIPアドレスを予約するために「セカンダリIPアドレス」の取得が必要になります。
そのため、PublicFrontセグメントに接続されているKCPS 仮想サーバー(Value)が最低1台、作成されている必要があります。
想定される構成は以下の通りです。
設定手順
手順概要
0. KCPS Admin Console(仮想サーバー用ポータル) ログイン
仮想サーバー用のポータルにログインします。
1. PublicFrontセグメントのセカンダリIPを取得
ValueもしくはPremiumの仮想サーバーのNW詳細から「セカンダリIP」を取得します。
2. ベアメタルサーバーをPublicFrontセグメントに接続する
取得した「セカンダリIP」をインターネット接続させたいベアメタル、もしくはベアメタルサーバー上の仮想マシンに割り当てます。
インターネットからベアメタルサーバーへのIN方向の通信を行う場合は本作業を実施してください。
0.KCPS Admin Console(仮想サーバー用ポータル) ログイン
0-1.Webブラウザを使用して、My KDDI Bizにログインします。
0-2.My KDDI Bizにログイン後、KDDI Cloud Platform Service パネルを選択します。
0-3.KCPS Admin Console画面が表示されるので、サービスメニューから [JP2-East]もしくは [JP2-West] を選択します。
※PublicFrontセグメントに接続させたいベアメタルサーバーと同一のサイトを選択してください。
0-4.表示された画面の左部メニューから [その他の操作] を選択します。
1.PublicFrontセグメントのセカンダリIP取得
セカンダリIPの取得はこちらをご確認ください。
2.ベアメタルサーバーをPublicFrontセグメントに接続する
2-1.ハンズオン [ネットワーク情報の確認] を参照し、セグメントタイプが [PublicFront] の行の内容を確認します。
2-2.確認した内容を元に、ご利用のベアメタルサーバーのOS上で適切なネットワーク設定を実施してください。
【情報】ベアメタルサーバーのネットワークはDHCPで払い出されません。手動(スタティックネットワーク)にて設定ください。
【情報】ベアメタルサーバーのIPアドレスは 1.で確保したセカンダリIPのアドレスを設定してください。
3.静的NATの有効化(オプション)
3-1.左部メニューから [ネットワーク] を選択します。
3-2.ネットワーク一覧が表示されますので [PublicFrontセグメント] をクリックします。
3-3.PublicFrontセグメントの情報が表示されますので詳細タブの [表示 – IP アドレス] をクリックします。
3-4.ご利用可能なPublicFrontセグメントのIPアドレス一覧が表示されます。ベアメタルサーバーで利用したいIPアドレスをクリックします。
【注意】一覧に表示されるIPアドレスが既にご利用中の場合、新しいIPアドレスを取得してください。新しいIPアドレスを取得いただくことで最大で7アドレスまでご利用可能です。
3-5.詳細情報が表示されますので詳細タブの上部アイコンをクリックします。
3-6.“静的NAT用VMの選択”画面が表示されます。 手順2でセカンダリIPを取得したVMインスタンスの選択列を選択します。
3-7.選択すると、名前列に [次のVM IPアドレスを使用] のボックスが表示されますので、手順2-8で入力したIPアドレスを選択します。
3-8.IPアドレスを選択したら [適用] ボタンをクリックします。
3-9.確認のメッセージボックスが表示されますので [はい] をクリックします。
以上で本手順は完了です。