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GSLBの設定

■GSLBの概要

GSLB機能はvThunderがDNS応答をコントロールすることで、トラフィックを複数サイトに分散させる機能です。
SLBを行うvThunderと連携させることで、より柔軟な振り分けルールの設定が可能です。

  • データセンターにフェイルオーバーと事業継続性を提供
  • 複数サイトでの配備を最適化
  • 地理的近接性とネットワーク近接性のポリシーメトリックをサポート
  • DNSプロキシーモードとDNSサーバモードの両方をサポート
  • 同一のアプライアンスでローカルトラフィックとグローバルトラフィックの管理を実行

 

  a10-5gslb

 

■通信フローの補足

  1. GSLBからSLBに対し、常時ヘルスチェックを行っている
    Clientがhttp://www.sub.example.local/へアクセスする
  2. ClientからLocalDNSへ”www.sub.example.local”の名前解決のため問い合わせ
  3. LocalDNSは権威DNS Serverへ名前解決のため問い合わせ
  4. 権威DNS Serverの設定にて“sub.example.local”に関する名前解決をGSLB1へ権限移譲している
    権威DNS ServerはGSLB1へ問い合わせを行うようにLocalDNSへ応答
  5. LocalDNSからGSLB1へ”www.sub.example.local”の名前解決のため問い合わせ
  6. GSLB1はSLB1の“HTTP VS1”またはSLB2の“HTTP VS2”のいずれかで最適なIPアドレスをLocalDNSへ応答
    (今回の記載例では”HTTP VS2″のIPアドレスを応答)
  7. LocalDNSはClientへ”HTTP VS2″のIPアドレスを応答
  8. Clientは”HTTP VS2″へアクセス
  9. SLB2の”HTTP VS2″では、BackendServerへ振り分け
  10. BackendServerはSLB2へHTTPレスポンスを返す
  11. SLB2はClientへHTTPレスポンスを返す
  12. クライアントにページが表示される

 

■DNS バーチャルサーバ(SLB)の作成

DNSクエリーを受け付けるためのバーチャルサーバを作成します。
作成手順としては通常の負荷分散用のバーチャルサーバ作成と同様になりますが、下記についてご注意ください。

バーチャルポート設定にてProtocolは「dns-udp」を選択します。

バーチャルポート設定にてGSLB Enableにチェックを入れます(有効にする)。

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■サービスIP設定

受け取ったDNSクエリーに対して応答するIPアドレスを設定します。
必要に応じてIPアドレスへのヘルスモニタを設定します。

「GSLB」 → 「Service IPs」の画面より右上の「Create」を選択します

サービスIP名(SLB Server Name)とDNSで応答する「IP Address」、「Service IP Ports」を設定してUpdateボタンをクリックします。a10-5gslb3

 

■サイト設定

サイト設定を行います。サービスIPにてvThunderのバーチャルサーバ(SLB)を設定した場合にはvThunderのアドレスを設定します。

「GSLB」 → 「Sites」の画面より右上の「Create」を選択します

サイト(DC)の「Name」を設定し、vThunder(SLB)を登録する場合には画面右側の「SLB Devices」にて「Create」を選択します

SLBデバイス登録画面にて「Device Name」、「IP Address」、「VIP Server」を設定してUpdateボタンをクリックします。

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サイト設定画面で、再度Updateボタンをクリックします。

 

■ポリシー作成

負荷分散のポリシーを設定します。

「GSLB」 → 「Policies」の画面より右上の「Create」を選択します。

負荷分散のポリシーを設定してOKボタンをクリックします。a10-5gslb5

 

■ゾーン設定

DNSのゾーンや各種レコードに関する設定を行います。

「GSLB」 → 「FQDNs」の画面より右上の「Create」を選択します。

サブドメインのFQDNを「GSLB Zone」に入力します。a10-5gslb6

「DNS Records」の項目で「Create」を選択します。

Aレコードの場合には、「Record Type」で「Service A」を選択し、「Service IP Name」は作成したService IPを選択し、「Static」にチェックをしてUpdateをクリックします。

FQDNsの設定画面にてUpdateボタンをクリックします。a10-5gslb7

 

■GSLB グローバル設定

GSLB設定を有効化します。

「GSLB」 → 「Global」 → 「Protocol」を選択します。

GSLB自身をSLBと兼任する場合には、「Enable as site device」にチェックを入れます。

「Enable as GSLB controller」にチェックを入れてUpdate GSLB Global Protocolボタンをクリックします。a10-5gslb8

設定変更後は画面右上の保存ボタン(フロッピーマーク)をクリックしてください。

操作方法

2021/12/03 2021/12/03