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vCSA6.5デプロイ

構築手順

前提条件

  1. ご契約のKCPS環境にisoファイルのマウントとWebブラウザが使用可能な踏み台サーバーが作成されていること。 (本手順ではWindowsServer2012R2OSを導入したサーバーで説明しています)
  2. KCPS Admin Console からvCenterServerAppliance6.5(以下vCSA)のイメージファイル(iso形式)が作業でご利用の端末にダウンロードできていること。
  3. vCSA及び登録対象ESXiのDNSレコードが追加され、vCSAおよび踏み台サーバーから名前解決ができること。
  4. 踏み台サーバーへAdobe Flash Playerがインストールされていること。
  5. vCSAデプロイ先のESXiの構築が完了していること。
  6. vCSAが使用するネットワーク設定(ポートグループの作成)が、デプロイ先ESXiにて設定済みであること。

事前準備

  1. ご利用の端末から踏み台サーバーにリモートデスクトップ接続します。
  2. vCSAインストーラーディスクのイメージファイルを踏み台サーバーにアップロードします。

1.vCSAインストール

1-1.事前準備でアップロードしたイメージファイルを右クリックして表示される項目一覧から [マウント] を選択します。

 

1-2.イメージファイルがマウントされ、エクスプローラが表示されます。(表示されない場合は [PC] からディスクドライブをダブルクリックしてください)

エクスプローラーにて以下の順にフォルダにアクセスします。 [vcsa-ui-installer] → [win32]

[win32]フォルダ内の [installer.exe] をダブルクリックして実行します。

1-3.[vCenter Server Appliance Installer] が起動します。

※本手順では画面右上部から日本語を選択し進めます。

1-4.インストーラーのメニューから [インストール] を選択します。

1-5.[アプライアンスのデプロイ] が表示されますので [次へ] ボタンをクリックします。

1-6.[エンドユーザー使用許諾契約書] が表示されます。

契約書の内容を確認し同意いただければ [使用許諾契約書の条項に同意します。] チェックを入れ [次へ] ボタンをクリックします。

1-7.[デプロイ タイプの選択] 画面が表示されます。

[Platform Services Controllerが組み込まれたvCenter Server] を選択し [次へ] ボタンをクリックします。

1-8.[アプライアンスのデプロイ ターゲット] 画面が表示されます。

必要情報を入力し [次へ] ボタンをクリックします。

名称 説明 設定値
ESXiホスト名またはvCenterServer名 vCSAのデプロイ先ESXiを指定します DNSサーバーに登録したvCSAデプロイ先のESXiのホスト名
HTTPSポート デプロイ先ESXiの接続ポートを指定​します 443
ユーザー名 デプロイ先ESXiのユーザーを指定します root
パスワード 上記ユーザーのパスワードを入力します  **********

 

1-9.[証明書に関する警告] が表示されるので [はい] を選択します。

1-10.[アプライアンス仮想マシンの設定] 画面が表示されます。

必要情報を入力し [次へ] ボタンをクリックします。

名称 説明 設定値
仮想マシン名 vCSA仮想マシン名を指定します DNSサーバーに登録したvCSAのホスト名
rootパスワード vCSAのrootユーザーのパスワードを設定します **********
rootパスワードの確認 **********

 

1-11.[デプロイサイズの選択] 画面が表示されます。

必要情報を入力し [次へ] ボタンをクリックします。


本手順では以下を設定しています。

デプロイサイズ ストレージサイズ
デフォルト

 

1-12.[データストアの選択] 画面が表示されます。

[ターゲットホストからアクセス可能な既存のデータストアにインストール] を選択します。

vCSAをインストールするデータストアを指定し [次へ] ボタンをクリックする。

【注意】
ESXiのセットアップでDataStoreを作成していない場合、候補が表示されません。
候補が表示されない場合はVMwareのマニュアル等を参照の上、DataStoreの作成を実施ください。

 

1-13.[ネットワークの設定] 画面が表示されます。

必要情報を入力し [次へ] ボタンをクリックします。

【注意】 本設定を誤ると手順1-17に進めずに再度vCSAのデプロイから再開いただく可能性があります。


本手順では以下を設定しています。

名称 説明 設定値
ネットワーク デプロイ対象のESXiにて設定済みのポートグループから選択できます。 <BM Monitoringセグメントと疎通可能なポートグループ>
IPバージョン 使用するIPバージョンの指定します。 IPv4
IP割り当て DHCPか固定IPアドレスを選択します。 固定
システム名 vCSAのホスト名を入力します。 <任意>
IPアドレス vCSAのIPアドレスを入力します。 BM MonitoringのNWアドレスの第4オクテット11~249の範囲で任意に指定
サブネットマスクまたはプリフィックス長 サブネットマスクまたはプリフィックス長を入力します。 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ vCSAのデフォルトゲートウェアアドレスを入力します。 <BM Monitoringのゲートウェイアドレス>
DNSサーバー vCSAから通信可能なDNSサーバーのIPアドレスを指定します。 <DNSサーバーのIPアドレス>
共通ポート
 HTTP HTTP通信で使用するポート番号を指定します。 80
 HTTPS HTTPS通信で使用するポート番号を指定します。 443

 

1-14.[ステージ1の設定の確認] 画面が表示されます。

入力内容に誤りが無いことを確認し問題なければ [終了] ボタンをクリックします。

 

1-15.デプロイが完了するまで待機します。

 

1-16.デプロイが完了したことを確認して [続行] ボタンをクリックします。

 

1-17.[vCenter Server Applianceのインストールの概要] 画面が表示されるので [次へ] ボタンをクリックします。

 

1-18.[アプライアンス設定] 画面が表示されます。

必要情報を入力し [次へ] ボタンをクリックします。


本手順ではKCPSのNTPサーバーを設定しています。

名称 説明 設定値
時刻同期モード 時刻同期モードを指定します。 時刻をNTPサーバーと同期します
NTPサーバー 時刻同期の参照先サーバーを入力します。 198.18.0.18,198.18.0.19,198.18.0.20,198.18.0.21
SSHアクセス 有効/無効を指定する。 有効

 

1-19.[SSO設定] 画面が表示されます。

[新しいSSOドメインの作成]を選択して必要情報を入力します。

入力できたら[次へ] ボタンをクリックします。

名称 説明 設定値
Single Sign-On ドメイン名 任意のドメイン名を入力します。 <任意>
Single Sign-On パスワード administratorのパスワードを入力します。 <任意>
パスワードの確認 Single Sign-On パスワードと同一の内容を入力します。 <任意>
サイト名 任意のサイト名を入力します。 <任意>

 

1-20.[CEIPの設定] 画面が表示されます。

必要に応じ、チェックボックスにチェックを入れ [次へ] ボタンをクリックします。

※画像はチェックありとしておりますが、チェックなしでも特に問題ございません。

1-21.[設定の確認] 画面が表示されます。

入力内容に誤りが無いことを確認し問題なければ [終了] ボタンをクリックします。

1-22.警告のポップアップが表示されるので [OK] ボタンをクリックします。

1-23.セットアップの完了まで待機します。

1-24.[完了] 画面が表示されセットアップが成功したことを確認して [閉じる] ボタンをクリックします。

 

2.vCSAログイン確認(vCenterGUI)

2-1.踏み台サーバーにログインします。

2-2.踏み台サーバーのブラウザを起動して以下のURLを入力してアクセスします。
URL : http://<vCSAのホスト名>

2-3.[はじめに] 画面が表示されることを確認して [vSphere Web Client(Flash)] をクリックします。

2-4.[VMware vCenter Single Sign-On] の画面が表示されます。

本手順で設定したユーザー名、パスワードを入力し [ログイン] ボタンをクリックします。

名称 説明 入力値
ユーザー名 「SSO設定」画面にて設定した値を入力します。 administrator@< Single Sign-On ドメイン名>
パスワード 上記ユーザーのパスワードを入力します。 **********

 

2-5.問題なくログインできたことを確認します。

 

3.vCSAログイン確認(vCSA管理インターフェース)

3-1.踏み台サーバーにログインします。

3-2.踏み台サーバーのブラウザを起動して以下のURLを入力してアクセスします。
URL : https://<vCSAホスト名>:5480

3-3.[Appliance Management] の画面が表示されます。

本手順で設定したvCSAのrootパスワードを入力し [ログイン] ボタンをクリックします。

3-4.問題なくログインできたことを確認します。

 

4.vCSA初期設定(データセンターの作成)

4-1.vCenterGUIにログインします。

4-2.[データセンターの作成] をクリックします。

4-3.[新規データセンター] ウィンドウがポップアップします。

[データセンター名] を入力し [OK] ボタンをクリックします。

名称 設定値
データセンター名 <任意>

 

4-4.左部の [ナビゲータ] に作成した [データセンター] が追加されます。

操作方法

2024/09/15 2024/09/15